校舎
HOME  > 研究紀要 > はじめに > 研究の概要1 > 研究の概要2 > 研究の実際1 > 研究の実際2 > 研究の実際3 > 研究の実際4 > 研究の実際5 > 研究のまとめ > おわりに  

 
お わ り に
「言葉の力」は、確かな学力を形成する基盤だといわれています。そこで、本校では学力向上推進の根幹に国語科を位置づけ、「自分の思いをいきいきと伝え合う心豊かな子どもの育成」をテーマに研究を進めてきました。
  昨年度は、「確かな言語能力と言語意識に基づいた表現活動を通して」をサブテーマに「話すこと・聞くこと」における基礎的・基本的な事項をおさえ、次に、相手・目的・場面・方法・評価の五つの言語意識を明確にし、さらに体験活動と関連づけることで主体的な表現活動を目指して取り組みました。
  本年度は、伝えようとする意欲が高まるように、目的的で感動のある読み取りを工夫し、相手や目的を意識して能動的に話す・聞く活動ができるように対話活動の工夫に取り組みました。そうすれば、自分の思いや考えをいきいきと伝え合う心豊かな子どもが育成できるのではないかと考え、「伝え合うよさが実感できる読み取りと対話活動の工夫」をサブテーマにしたところです。
  研究も3年目となりましたが、まだまだ研究の途についたところです。言葉の力を高めて対話し、人間関係を言葉で繋ぎ、心豊かな子どもを育成することを目指して今後も研究に取り組んでいく所存です。
  また、今回の研究発表会で得られた皆様からの貴重なご指導ご助言をもとに、さらに課題を明らかにして研究の仮説や方法を見直し、対話で協働性を高め、指導法を創造していきたいと職員一同考えております。
  最後に、本校の研究に対し、温かいご指導・ご助言・ご協力をいただきました皆様に衷心よりお礼申し上げますとともに、今後とも先生方のご指導を心よりお願いいたしまして、むすびといたします。
 
平成19年10月18日
阿蘇市立内牧小学校教頭


HOME