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研究事業について
5、研究の視点と内容
(1) 研究の視点@ 〜確かな言語能力の育成〜
国語科の「話すこと・聞くこと」の領域における基礎・基本を児童に確実に身に付けさせるためには、一時間一時間の授業で何を学習するのか、児童にどんな力を付けさせるのかを明確にする必要がある。そこで、各学年で身に付けるべき基礎的・基本的事項を洗い出し、確実な定着のための手立てを工夫することが必要であると考える。
研究内容@
(2) 研究の視点A 〜五つの言語意識の明確化〜
仮説2に含まれる五つの言語意識は、確かな言語能力を育むために大切な意識である。なぜなら、相手意識や目的意識などの言語意識が、子どもたちの表現活動によりよい作用をもたらすと考えるためである。例えば相手を意識することにより、その相手に応じた内容や言葉遣いなどで自分の思いを伝えるはずである。また、指導する教師も、この言語意識を基に基礎的・基本的事項の定着を図ることができると考える。
研究内容A
(3) 研究の視点B 〜体験活動等との関連を図った学習過程の工夫〜
仮説の検証授業にあたっては、単元構成を工夫することにより、児童が見通しを持った主体的な学習に取り組めるようにする。基本的な単元構成を以下のようにし、単元の内容や児童の実態等によって構成の工夫を図って実践に取組んでいくようにする。
単元の学習の過程
Tの段階では、児童が何か「話したい!」と思うような意識(目的意識)を内発的な動機付けにより持たせることが大切であると考える。体験活動等との関連を図ることにより、単元全体を通して児童の目的意識が継続され、よりよい表現活動ができると考える。単元の終末であるVの段階では、その思いを伝え合う場(発表の場)を位置づけることにより、より活発な言語活動が展開されると考える。
 
研究内容B
6、研究の構想
研究の構想


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