野の花薬局のスタッフ

ペコさん

野の花薬局の代表取締役兼管理薬剤師です。
開設21年目になり、薬局開設以来の思いを今も持ち続けています。

理想の薬局を作りたい

2001年9月、管理薬剤師として勤務してきた薬局を退職し、阿蘇市に(有)野の花薬局を開設しました。当初「人間関係に悩むことが多く、経営者には向かない」と、自分の薬局を持つことに躊躇しましたが、自分がそれまで長らく培ってきた集大成とも言えるものをさらに発展させ、理想の薬局を創(つく)りたいと思うようになり、ついに開局に踏み切りました。

「チャンスって、何回もない！」

熊本県主催の男女協働政経塾「女性起業支援講座」を受講して、企業家に必要なことで1番大切なことはお金の使い方が上手なこと、2番目に人間関係が上手なことと教えられ、起業(開局)にチャレンジしました。しかし、実際に立ち上げるまで迷う私を、夫や友人が「チャンスって、そんなに何回もないよ」と励まし、背中を押してくれました。

男女共同参画社会実現のために

男女共同参画社会実現のために、スタッフが働きやすい事業所(職場)を目指しています。例えば育児休暇や介護休暇、子供連れ出勤などが可能な職場づくりです。同時に地域に歓迎される薬局になることです。人が集い、気軽に相談できる場所。心が安らげる雰囲気づくりに努めています。

夢に向かって

大きな夢は、介護・福祉・ボランティアをコーディネートし、低料金で利用できるシステムの構築です。具体的には社会的弱者の子どもたちや高齢者が安心して集える場所の提供。持ち家がない年金暮らしの人が安心して暮らせる家ができないか模索中です。野の花のように、楚々と静かに咲いていたい。気付いてくれる人に、癒しと安らぎを与え続ける存在でありたいと願っています。