ガラスといえば一般的には透明のものをイメージしますが、「ミルクガラス」は、ガラスにミルクを薄めたような「乳白色」を練りこんだ食器となります。また光の当たり具合で表情を変える半透明のガラスに厚みのある柔らかい風合いが特徴です。
1940年代~1970年代後半まで製造されていたアンカーホッキング社が誇る「ファイヤーキング」はミルクガラスの代名詞といえるほどの人気で沢山の家庭やレストラン、ダイナー、カフェ、教会で実際に使われてきました。
全盛期の1960年代では大量に生産されスーパーでも手軽に買えていましたが生産終了し月日がたった今ではアンティーク雑貨としても希少価値が上がり高値で取引されるようになりました。
そんな魅力がいっぱい詰まった「ミルクガラス」をもう少し手軽にをコンセプトに立ち上がったのがメイドインジャパンの「Olde Milk-glass」。日本の熟練したガラス職人さんが丹念につくりあげたミルクガラスです!
あのファイヤーキングの企画生産に携わっていたマイケル・D・シューク氏と日本でそれを復刻させた男「井置 仁」氏が立ち上げた『Old Milk-glass』社
阿蘇五岳をぐるっと取り囲む外輪山、その中で繰り広げられる「アクティビティー」と阿蘇を代表する「食&観光」を網羅。
熱気球、乗馬、パラグライダー、ツリーイング、ナイトトレッキング、天空ヨガ、源流トレッキングなど12種類
あか牛、いちご、トマト、田楽、米などの阿蘇を代表する食材
阿蘇五岳、南阿蘇のトロッコ列車や水源、温泉などの人気観光スポット
世界に誇る阿蘇カルデラ地形「こんなに広くでっかい阿蘇も自然には境界線もなければ壁もない。人も川も山も空もみんな繋がっている」そんな思いをメッセージにしたデザインとなっている。
見ているだけでワクワクするデザインは阿蘇を拠点に活躍するデザイナー「古川 寛貴」氏。どことなく優しい気分にさせてくれ独特なタッチが人気を集めている。
デザイナー「古川 寛貴」氏
ミルクガラスは他のガラス製品に比べ製造が難しく成型には職人さんの高い技術力が必要と言われています。さらに、成型後はバーナーで表面の泡を消し艶出しをするなど一つひとつ手間暇をかけ丁寧につくりあげられた逸品。それが『Old Milk-glass』なのです!
ミルクガラスの魅力は、何といってもその優しい乳白色ベースの色です。中の飲み物が優しく透けて見える微妙な透け感は陶器にはない魅力。
照明や日の光によって変わるガラスの質感を楽しめます。また、一つひとつ微妙な色合いの違いは職人の手仕事からくるもので温かみのある風合いを醸し出しています。
ガラスならではのずっしりとした重厚感とアメリカンレトロでぼってりとしたフォルム。程よい重みがドリンクタイムをリッチな気分にしてくれます。
一番人気はジェイドと呼ばれる翡翠色。マッキー社により最初にジェイドが作られその後ファイヤーキングのジェイドが大量に生産。ファイヤーキングの代名詞となり現在もコレクターの中でも最も人気の高い色となっています。
そして今回特に注目すべき色が、ピンクです。現在のコレクター市場ではまさに幻的な存在。
白にピンクを後から吹き付けたものは流通していますが、ピンク色を練りこんだものはほとんど流通しておらず、運よく見つけたとしても価格は数万円から数十万円となっています。
清々しい朝、鳥のさえずりをBGMにイラストをぐるっと一周眺めながらあの時旅した阿蘇を想い出して癒しのドリンクタイムを愉しんでほしい…そんな思いでお届けします。