願い事やお礼のことばがたくさん記されています
子安河原観音堂の裏にある河原には、女性が仰向けに寝そべっているような形をした岩があり、それを観音様に見立て、周りの石を拾ってお堂に奉納し子宝祈願をします。また岩の上に石を積むといった奉納の仕方をしている人々もいるようです。河原に落ちている石を家にもって帰ったり、子どもに恵まれていない知人に贈るといったこともされています。
 この観音様には、地域の人だけでなく、熊本県内外からお参りに来られているようで、子宝成就のお礼参りに来られる方々も多いようです。観音堂の中には、来られた方々が自由に思いを綴ることができるノートがあるのですが、そこには、たくさんの人々の子どもへの思いや、思いが遂げられた時の感謝の気持ちなどがたくさん書き込まれています。(左の写真)
 
子安河原近くの乙姫ペンション村で、運動公園関係の管理をされている方は、毎年、そのノートを元に、全国各地に子安河原観音祭り(毎年5月8日)のお知らせの葉書を送られています。また、毎年、このお祭りの時期には、近くの乙姫小学校の児童が、春の歓迎遠足もかねてやってきています。子安観音様は地域の人々に守られながら深い森の中で、静かなたたずまいをみせています