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    ロケットストーブ 作り方 原理 構造 自作

    【奮戦記 平成23年秋】

    もし、普通の薪ストーブがもっと普及すれば、必ず薪不足が生じます。
    何かいい方法はないものかと、考えていた矢先に巡り合ったのがロケットストーブでした。
    (2011.03.11東北震災で活躍したエコストーブはこの原理を応用したものです)

    ロケットストーブの特長は、
    1、熱効率がいい
    2、薪の種類を選ばない(間伐材や廃材など)
    3、横引きが可能
    4、構造が簡単 などです。





    ということで、早速自作してみることにしました。
    初回の材料は、

    ペール管
    シングル煙突 直筒
    シングル煙突 エビ曲90°
    シングル煙突 T曲
    一文字金具や鉄板ビズ

    耐熱セメントなども使いました。
    あとで解ったなのですが、こんなものは必要なく、もっと簡単に作れます。



    下が1号機です。




    ところが勢いよく燃えませんでした。原因は多分、

    1、上昇気流(ヒートライザー効果)がうまく起きていない。
    2、接合部に隙間が多い。




    そこで、下は改良した2号機です。これはよく燃えました。

    薪は杉材で、写真のように立てておくと燃える分だけ少しずつ降りていきます。
    少しの薪でとても暖かいです。写真は岩下さんちのイチゴ園の事務所です。



    その後に3号機を作りました。
     
    作成が楽なように二つに分離しました。Aの上にBを置くだけで使えます。
    移動が楽ですし、煙突の向きも自由自在です。
    一番下のペール缶にはパーライトを敷き詰めています。またヒートライザー部の煙突は二重にして隙間にはパーライトを入れてみました。



    4号機はドラム缶を使って作成、石焼イモができるにしました。
    物産館「自然庵」で活躍しています。



    5号機はプロパンガスのボンベで作ってみました。近所の新築現場(小佐井家)に置いてありますが、大工さんもびっくり。

    ①火持ちがいい、②暖かい、③煙が少ない、などです。



    以下に材料や作り方を載せてみました。
    角鉄管は廃材を、ガスボンベは近所のガス屋さんから廃品を譲って頂きました。







    今回は焚口に20kgボンベを使いましたが、鉄管が丸であれば傾けることが出来ますので、50kgボンベでも可能かと。そうすれば長い廃材や間伐材が燃やせるようになります。

    屋外暖房用には十分ですが、本来のロケットストーブには程遠く、もっと工夫が必要です。

    ちなみに、図面はExcelで簡単に書けます。


    6号機は断熱部分を強化してみることにしました。ヒートライザー部(厚さ10ミリの鉄管)をペール缶で断熱、また燃焼部も鉄板で覆い断熱しました。断熱素材は軽石を使っています。

    断熱をうまくやるとヒートライザー部が物凄い高温になるようで、鉄管の上部まで赤くなります。(煙もほとんど出ません)
    写真はステンレス煙突を付けていますが、試運転でアルミダクトを使ってみたところ、溶けてしまいました。






    7号機は次のような構造で作ってみました。
    が、焚口からの引き込みが悪く失敗です。詳しい方、どうかご教示下さい。こちらまで




    A:丸鉄管の面積(だいだい色部)50×50×3.14 = 7,850m㎡
    B:下降気流の面積(黄色部)180×180×3.14 - 160×160×3.14 = 21,352m㎡
    B÷A = 2.72 となっているのですが・・・

    空気は熱せられると、約3倍に膨れるのがポイントらしい







    その後に色々と改良したのですが、横引きがうまくいきません。そこで8号機は横引きを諦めて次のように作ってみました。
    これはなかなか調子がよさそうです。


    材料と構造は、




    焚口からの引き込みは結構いいので、煙突を耐火ボード内でもう少し距離を長くしても(横方向にするなどして)いいかもしれません。



    最後はこんな感じのを作りました。(おあしす米の事務所で活躍中です)
    燃焼部と放熱部を別々にしてみました。(2時間弱で完成)
    ペールを重ねていますが、接合部は固定しないで置いているだけです。
    写真では四角の石を重しとして乗せています。



    ヒートライザー部は真っ赤になるほどよく燃えます。やはり真っ赤になるのが見えると感動です。 放熱部はペール缶を6個つなぎました。
    最後の煙突部分は手で触れることができます。煙突はアルミダクトで十分です。





    さて今後の目標ですが、
    1、比較的大きな廃材や間伐材が燃やせる
    2、材料代5千円程度、素人でも作れる
    3、室内で使える(煙やにおいが出ない)

    ちょっとハードルは高いかな。

    こんなことをやっているうちに世間が暖かくなりました。
    秋が来ればまた挑戦です。 続く


    一応、我が家の薪ストーブ(本体以外は手作りです)






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