・・・・・読書と言いたい放題・・・・・

ただただ楽しみだけの読書と読後の言いたい放題




まず、ドビュッシーから、ラヴェル、サティ、フォーレ
最初にモーツアルトを弾くとと、ラヴェルやドヴュッシーが狂ってしまう。
指が狂ってしまうのだ・・・・頭?
モーツアルトはほんとうにかわいい〜♪
まるで小ネズミが弾いているよーだ。かわいい!すっごく!
小ネズミになって弾く〜♪小さな手、小さな目、小さな耳〜♪
小ネズミはほんとうにステキ〜♪

富永太郎詩集 昭和25年刊 創元選書
富永の挿絵付き!中也と、秀雄の付録付き!
 
詩人の運命・・・ディラン・トマスの肖像

イスラームの誕生 井筒俊彦著 

神話・・・・なんて!たのしいんだろう!
ニューベルグの指輪・・・・ ギリシャ神話・・・・ 神話は、現実と非現実の間にあるんだって!


ディラン・トマス
なんと!悲しい出来事・・・・美しい詩
富永太郎も、中原中也も・・・みんな夭逝・・・・


仏教の本・・・・・中沢新一にはまって・・・・
解かりたいと思って!しまったので、華厳経、借りたけど、読めません・・・・音楽が一つの仏教。
アケミちゃんにも会った・・・・仏教って、キラキラだよって!密教なんてもっとって言ってた
賢治の・・・・あの宝石の国・・・・・だからか・・・・とも。


マルグリット・デュラス
太平洋の防波堤・・・でも、あのお母さんは懸命に世の中と闘って、負けても、負けてなくて・・・・!
モデラートカンタービレも! 夏の午後十時も!なんて!なんて!孤独なんだろう、でもそれ!絶望じゃないんだから!


町田康も読んだな・・・告白・・・・その他、ぎげいき等


伊藤比呂美ちゃんも読んだ・・・河原荒草・・・・本欲しい。


石垣りん・・・・女の詩、男の真似をする女は寄り付けません。


しばらく、書かなくて・・・・♪

また『大菩薩峠』読んだ。
お気に入りは、お銀さんかな。
机龍之介・・・・つらい。
米友、与八、玄信・・・・いい


BIG BANGから138億年らしい。
銀河が誕生して、地球ができて、生命が誕生して38億年?
人類誕生まで・・・何年?
とにかく、私達は138億才らしい。

物は分子で出来てて、分子は原子で出来てて、原子の中には原子核があり、その中は・・・・陽子と中性子がある?

命は細胞から出来てて、人間は60兆もの細胞の集まりらしい!
細胞は、たんぱく質、RNA,糖、脂質、DNAで出来てるんだって!
細胞の中には核があって、二重螺旋になったDNAがあって、遺伝情報が入っている?
その遺伝情報は、たんぱく質のアミノ酸の配列で決るらしくて、その配列が遺伝子ってゆーわけ?
DNAはA・TとC・G


こころを探して、『詩』を読む。心は沈潜して、静かにあふれる
泣きながら、おどろき、わらい、共感し、おののき、途方に暮れる
光は言葉以外の言葉を伝える。
月明かりが、曇ガラスを透かさせて、わたし達の日常のものに当たっている
音楽はそれを追いかけて、再現する
ベルガマスク組曲プレリュード


木々の中に、特に、古い長生きの木にはりっぱな精霊が住んでいるらしい。
謡曲『高砂』も松の木の精は翁とおおな、銀色に輝く白髪の2人は松の木下で落ち葉をはいている
静かに、こんなに静かに
老人をこんなに美しく表現したお話は、世界中でこれだけかも!


悪魔の霊薬・・・修道士メダルドゥス・・・この人は2人いる!ドッペルゲンガー!
因果報酬があったり!
私はクリスチャンではないので、幽霊の怖さとはちがうけど、
悪魔は実際的に怖い、人間!悪魔に魂を売って、その代りに色々手に入れているなって思う!

もしかしたら、よりよく生きようとする事が、悪魔に魂を売ってしまうことになっていたり、
むしろ、うめきながら、恍惚となって!魂を売ってしまっているのかも。

人間は、本当に途方もない事を思ってしまう。悪魔に打ち勝とうともがきながら、悪魔と手を組んでしまう!
悪魔の霊薬の入っているケースは美しい透明ガラス!それも、教会の持っている宝物の中のひとつなのだ!!

錯綜した家系図!


古森の秘密
財部鳥子 『いつも見る死』

以下は、岩波少年文庫・・・・いいのばっかりだよ!
聊斎志異
北欧神話
狐ライネケ
ジャータカ物語
マルファゴットさんの四季
青い鳥

悪霊
貧しき人々
美は乱調にあり
牡猫ムル


何度読んでも、楽しめる本〜♪それが、『不思議の国のアリス』
それと同じなのが、
稲垣足穂『一千一秒物語』『チョコレット』
いつでも、何度読んでも不思議な楽しさに満ち溢れて、私をあの世に連れ去る
足穂は星好き、月好き、空好きにはニヤニヤ物。ペパーミント、オピウム、エクゾーストの匂いまで、ニルヴァナとなる!
宝石も!花火も!博物館の様に揃ってるよ〜♪無機質で死んだみたいな、濁ったような古い上野博物館に行きたくなる。


モランテ『アルトゥーロの島』


サリンジャー『ナインストーリーズ』
エズメに愛と---悲惨をこめて・可憐なる口もと・テディ


カプチンスキー『黒檀』

ノーヴァリス『青い花』

『ドリトル先生月へ行く』

古今集

リルケ詩集


ランボー詩集


ボードレール詩集


須賀敦子『ユルスナールの靴』

ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』『サルガッソーの広い海』『ダロエイ夫人』

カフカ『失踪者』

ヴォルフ『カッサンドラ』

シュヴィエル『海の上の少女』

ケルアック『オンザロード』

池澤夏樹 『連夜』

稲葉真弓 『桟橋』

多和田葉子 『雪の練習生』

幸田文 『崩れ』

村上春樹 『午後の最後の芝生』
うんざりの村上春樹が全部入っていますョ。

鶴見俊輔 『イシが伝えてくれたこと』


ケルアック『オンザロード』

ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』

池内了 『宇宙の歴史』

椋鳩十 『片耳の大鹿』

室生犀星


倉橋由美子

平家物語
たくさんの人、人、人、男も女も子供も、良い人、悪い人、善も悪も色々、たくさん!策略、陰謀、下心、全ての人間が沢山、琵琶に合わせて、撥!
軍記物、とは言いがたく、仏教書でもある!あわれ、あわれ、あわれ、撥!
一つ一つの物語が完結してるのもあるし、連綿と続いて、平家物語になってゆく、平家がおちてゆく、撥!



菅原伝授手習鑑

義経千本桜

ファンタジーの中に、主従関係みたいな?のをこれ見よがしに?かな?と思っていると、サイコーのエンタメで、
あまりにも度が過ぎるので、やっぱりもうこれはファンタジー〜♪サイコーにかっこよくて、面白くて、泣けてくる、
歌舞伎や、人形浄瑠璃で見たい。これは、やっぱり見るものだから。でも田舎に住んでいて、貧乏なら、ネットで見る!
こんな場面、どんな風に展開させるんだろうと何度かネットで見てチェック!サイコーに面白かった。
お金持ちなら、きっと見に行きたい!昔は歌舞伎も人形浄瑠璃もサブカルだったらしいよ。


不機嫌な姫とブルックナー団 高原英理著


ブルックナー好きです!だから読みました。ブルックナーってそんな人だったんですね。
どんな人でも、作品が染み込んでくるんだから、それでいい!


ガルシア・マルケス『百年の孤独』
あー面白かった。これは次から次へと面白がらせる、なにもかも常軌を逸してる!
そーゆー展開!そーなるの!まさか!ぜんぶ期待を上回って!こんな?そんな逆さでしょう!
そんで、何が言いたかったのか・・・・・・何だろう?人間だよね。濃密な人間の事、100年の孤独

ピエロのトランペット



サンダカン八番娼館 山崎朋子著
自分の代わりに誰かがこうなる。自分でなければ誰か他の人、自分であった時・・・・
水俣病も、原爆も、からゆきさんも、なにもかも、誰か他の人でなければ自分。
自分でなければ誰かがこうむっている、私の変わりに誰かが犠牲になって、


明恵 夢を生きる 河合隼雄著 
夢・・・・も現実の一部。


すごいきれいな空でした。青と空色と白に薄紫と雲の輪郭が青くて・・・・何度も歓声をあげました。
土曜日、阿蘇地方は夢のような空でした。飛んでる気持ちでした。

江戸の想像力・・・田中優子著
すごいエネルギーの田中優子さん、江戸からくもの巣のように世界中に広がって、
田中優子さんのエネルギーは冷静に、そして激しく
私たちを揺さぶります〜♪江戸の想像力・・・なんかもっと大きな、あるいは小さな人間の、
想像力・・・・は人間のだけど、人間の不思議、その生きる事のエネルギー、あるいは心のエネルギー
私たちを驚かせ、感激させ、感嘆させ、人間の可能性?!人間賛歌!?
地球の・・・果ては宇宙までも、もちろん!引きずり込みそうな勢い


詩人には、その感受性の鋭さが、俗人が見すごす事にも、即反応して、
たまの女子会・・・・IJちゃんの鋭さにいつも私は遠くを見てしまいます。

池澤夏樹編の日本文学全集より・・・・
宇治拾遺物語・・・・町田康現代語訳

日本霊異記・・・・・伊藤比呂美現代語訳

発心集・・・・・・・上に同じ
さすが詩人、まるで比呂美ちゃんが書いてるみたいに、真に迫って
頭がグラグラするくらい!その上、すごい迫力で書いたようで、そのエネルギーが活字の中からも読み手に突き刺さって来ます。
なんでそんなに!力はいってるの?まるで比呂美ちゃんが発心してるみたい。りょう依されてる。


春色梅児誉美・・・・はるいろゆめごよみ・・・・
島木理生、現代語訳 
側室かぁ・・・本人達が良いなら、文句ないんだよね・・・・
永遠のテーマ・・・・男と女、♀と♂・・・


フォーレ パヴァーヌとバッハ 平均律一番の一番最初のハ長調のプレリュードだけ。フーガは楽譜見て無理!
同時進行で・・・・まだまだシベリウスもだけど、一応後は、仕上げ
それにしても、パヴァーヌは美しくて、ドキリとするけど、覚えられない!
右手はもう、何も考えてない!左手は一生懸命でキーをさがす!
この音を叩くどんな音が鳴るの?この音?
違うじゃん!

平均律も覚えられない!何度やっても、覚えない!馬鹿頭!頭じゃないだよね。何なんだろう。
ウットリ、美しい、続けたい!でも間違えるからもうヘンになるでしょ!



狭衣物語

そーゆー男の人が人気者なのですか?
もちろん光源氏のように美形〜♪
空の上の天使さえ、狭衣の笛の音に魅入られてしまいます。
なので、天に誘拐されそうになるほどです。
ご両親はいつも心配しています。あまり完璧なので!早死にするんじゃないかと!

狭衣の一番大好きな人は、兄妹のように一緒に育った宮さまなのですが、
もちろん他にも好きな人がいます。浮気をしない人って人間でしょうか?
浮気性なんて、いやな言い方ですね。
どの人ともうまくいかないので、お話になるんでしょうけど。
ちょっとヘンなお姫さも出てきますが、その人をかなり軽蔑する所がスノッブでいやな感じがします。
でも確かに徹底的にヒドイ人に書いてます。そんな人居ないと思いますけど。





わたしと保は電車に乗って、町に行った。
ガタコン、ガタコン、ガタコン・・・・電車は鳴りっぱなし。
車体ギリギリに緑の木々、竹林、畑を通り越して、右に揺れ、左にかしいで、川を渡ったり、丘を登ったり、降りたり
町はコンクリートで出来ていて、ビルヂングばかり。歩くたびに頭にコンクリートの硬さが響ける。
めずらしかったのは、片手にスマホを持ってイヤホーンで何かを聞いている人。


棚田、それは美しいと言うよりも、苦しいと言うよりも、悲しいというよりも、すごいと言うよりも、生きると言うことよりも・・・・
無茶とゆーよりも、胸が痛いとゆーよりも、人間が宇宙の中に生まれたとゆーよりも・・・・・
こんなにもわたし達は生きなければならない。ご褒美もなく。そしてその生きているとゆーことの尊さ?


わたしは、千手観音の写真を持っている。その千の腕をダイナミックな角度から撮ったやつ。
いつも祈る言葉は、昔の人の真似。なむだいひだいじかんぜおんぼさつと何度も・・・・・・



夢野久作著『押絵の奇跡』
夢野久作をまるで読めなかった若い頃。
おばあさんになった今、スラスラ読めて、まるで古典を読んでいるような気分
パンドラの箱をぶちまけた様な、人間の美しさと、醜さとが縦に横に、交わり、二重螺旋のようになって解決がない。


『笛吹き童子』北村
橋本治再話
笛吹き童子はすごいんだ。だってこの人はサムライ止めた!
脱人殺し
悪い人をやっつけるのに、暴力をつかわない!
笛を吹く
この美しい笛の音を聞いた悪い人は悪い事が出来なくなってしまう。
こんな人は天使だ。
わたしはこの年になるまでに3人も天使に会ってるんだ。
4人目が笛吹き童子!
ねえ!UFOに会いたがる人いっぱいいるけど、わたしは天使に会いたい。天使に会ったら、悲しみがいっぱい溢れて、溢れ出す。


Aホフマン・・・・・何度も、何度も読むたびに、引き込まれ、完全に物語の中に落っこちる!あぁぁぁぁぁ!

くるみ割りとネズミの王様〜♪・・・・・これでもか、これでもか!と私たちを墜落させる!完全に気が狂った!
本当にわたしもドロッセルマイヤーさんに会ったのよ。


ケストナー『飛ぶ教室』 コーゆー本を読んで子供達が成長していく文化は日本にあるだろうか?


龍胆寺雄 『蟹』
ファンタジーは現実じゃないけど、リアルなファンタジーがある。
それは、ファンタジーなのに、嘘じゃない、嘘のファンタジーはつまらない
言葉は空しく説明ばかりしようと焦るけど、感じたことを書く事はつまらない!

本当に見たような気がする景色。登場人物達と本当に会ったような気がする

本当に、リアルに胸に迫って、悲しい。何もしてあげられないのは当たり前なのに、こんなにもどかしい。
こんな風に書く事がすごく変!龍胆寺雄・・・初めて出会った作家。


『トナカイ月』 食べる事、生き抜くこと、子孫を作ること、過酷な自然の中で生き物が当たり前に生きて、死んでいく。

この話はドラマチックな生存競争はない・・・・ただ普通の生活がある。
サバイバルゲームもない。人間と動物の区別もなく差別もなく、主従関係もない。


芥川賞の本を読んでみた
今風の科学で人間の身体を分析・・・・その何とうるさい事!
命がそんなに単純かよぉ!自動車のエンジンじゃあるまいし、命がそんなにシンプルかよぉ!よく平気だね。
テレビのコマーシャルみたいに、横文字の化学物質、ポリフェノールとか、コラーゲンとか、色々あるじゃん。
まるで消費者を騙す化学物質のように化学を多用!
年寄りとその孫の話でした。商売用の科学で命は解る?




空間は時間を入れる器、時間は空間を入れる器、なら!
空間の中で光よりも速く思いは同時に存在可能〜♪だから!解っちゃう!光より速い物〜♪
どこから来て、どこへ行くのか?言葉はそれを表現不可能。



『憑霊の人間学』や中沢新一の『』はどんなに人を安心させるだろう。
悪夢にうなされても、怖がらずに、その先まで行ってみると、意外と普通だったりして、なーんだと思うときがある。
だから、本当に怖いものは悪夢じゃなくて、悪夢に出てくる想念を逃げないで、解ってあげる事が大切。
だから、思いは漂って、助けを求めている。能がそのためにあると思うと大切です。



鴨長明 『方丈記』
こんなに怖がりで、用心深くて、心配性で、A型人間。
災害に備え、9m四方の小さな家に住んで、たぶん自給の野菜も作って、
悪い政治家にも負けずに、生きていかなくちゃ。
もちろん、悪い政治家をやっつける正義の味方のシールズみたいに頑張る。


超難しい!
ピアノは10本指のアクロバット。
音符はしっかり読みましょう。
読めません。焦ってしまうので、解らなくなります。
リズム?そんなもんが解るかぁ!
そんでも、もうあとすこしで、なんとか、やっと、部分的に、一瞬の気に入った音が聞こえた時のトキメキ!
キラキラと目が回りそうに嬉しくなる〜♪
それは音楽の喜びじゃないかも〜♪
ピアニストが弾くのを聞くのが音楽〜♪


昔見た時は、なんだこりゃぁと思ったものも、今見ると、
解っちゃって、気が狂ってるってはっきり思えて迫力あって、すごい!と思えたりして。
今の人間はかなり、気が狂っているから、解っちゃえるんだなぁと思ったりする。
例えばダンスとか、これって!何だろう?が、若い人たちを虜にするのは、きっとそれと似てるかも。
ストラヴィンスキーの音楽が18才の私を虜にしたのも。
ベートーベンのチェロソナタにウンザリするのも
ドヴィッシーにトリップするのも。
リルケのマルテの手記が解るのも、今、私たち人間はすごくすごくすごーく、ゆっくり狂ってるんだなぁ。
こんなに速い自動車に乗っていると、何か本当に間違ってるよう気がする。
快適って、気が変になることかも。



助六・・・・読むんじゃつまらんね。やっぱり歌舞伎で見ないと!
サイコーにカッコいいじゃんね。

小泉八雲『蚊』いちばん!
わたしもあのかわいい竹の花立の中から生まれる蚊に生まれ変わって、友達とかを噛みたいね。

芝木好子『州崎パラダイス』
こーゆーのって・・・なんかいいんだよ。

たのしい猫の絵がいっぱいある本・・・・金子信人著『ねこと金子國芳』
猫の手とか足とか、下駄はいてたり〜♪ウットリです。
とくに『朧月猫の草子』は本が欲しいよーぉぉぉ〜♪ 京山作 國芳画 栄久堂版
お誕生日のプレゼントはこれにして!


アー辛いなあ田宮虎彦・・・・もーいーよ。
長編小説みたいな内容を短編に縮めて、苦しくなる。
苦しくなるのは良い小説。
死なない人はいないけど、どんな人もヨボヨボニなってみんな最後は死ぬ。


2週間毎に図書館に行って、
色々借りてくる
昔読んだ本とか。もう一度読もうとか。どう感じたかとか。何を読み取ったかとか。

昔の自分・・・・・信じられない。

サイテー・・・・

11月
いろんな人に会った。
みんな一生懸命で生きる
それぞれの事情で、それぞれ選んだ生き方で、それぞれ1つの生き方を生きている
2つ選ぶ事はできない
それが悲しく美しい

美しい音楽はいつも悲しく切なく、何も解決できず、何も解らず、そのまま
10月
どう思われてもいい。
どう思われてもいいじゃん。
どう思われても、かまわない。
そう言い聞かせてる。無理してない?
してない。草と木と花と犬と猫の間にいれば何もいらない。

こばやしゆふさんみたいに、便利を求めてない人がいる。

バッハのメヌエット
「さようならの夏」
モーツアルト「大好きなワルツ」
バイエル98
バイエル100
ブルグミュラー「無邪気」「シュタイヤー舞曲」「バラード」「ちょっとした悲しみ」「別れ」
オッフェンバック「バルカロール」
シベリウス「もみの木」


谷川雁
すごい事、こんな風にはっきり言う人は美しい。


横光利一

なんか!面白いよ。だって!不思議なんだよ!今のほうがわかるんじゃない?

あのカフカの変身みたいに、いまみんなグレーゴル、いっぱいいるじゃん!


上橋菜穂子『精霊の守り人』『夢の守り人』『  の守り人』

バルサが活躍。この人は女のおばさんです。


『能と唯識』と古典『謡曲』
お面こわいけど、やっぱり見ちゃうね。

女が悪い。女が救われる。女だけ?男も救われるんだけど。ちょっと違うんだよこれが。
これでもか、これでもかって、女の人は悪いんだよ。その存在だけで!そんで救われるんだけどね。
なんでだよ!って感じなんだけど、その唯識、阿頼耶識とか、深層心理みたいな。
自分でわかんない思いがあるんだってさ。
それにしても、能って!なんか誰があんなに研ぎ澄ませちゃったんだろうね。
あんなにギリギリで、あれだけ!の装置で、心の奥の奥を見せてくれるんだから。解っちゃうんだから。
昔の人はあれが、わかりやすかったんだね。今じゃ無理だよ。あのテンポがわたくし達をあの世界につれだすんだろうね。
見終わった後どんなにみんなすっきりして、帰るんじゃないの!


石川淳
『マルスの歌』『焼跡のイエス』『紫苑物語』

2月

カメラをもらった。すごく大きくてりっぱなカメラで写真を撮る。かなり緊張して、心臓がドキドキ。

森は音に満ちている、匂いに満ちているけど、それを写真では取れません。


いつも音がして。
いつも匂いがしてる。


一本の山桜が切り倒された『音』を聞いた。
今でも耳に残ってる。どさっ。
横倒しになった、山桜
本当に大きくてりっぱな山桜。私はそばで編み物をしてた。


1月

シベリウス『樹の組曲 樅の木』きっと弾けるようになる。
少しづつ、少しづつ、指を慣らしていく、落ち着いて、ゆっくり、待っている

そして、バルカロール低音のラと、ファと♯ドが重なったその一瞬の異次元に落ちていく。

美しい写真を見た。それは絵と同じに、美しく、優しく、残酷で、輝き、叫び、怒り、喜びを全てそのまま静止させた。
私の知っている全てが詰まっていて、私が見たいものの全てがそこにあって、
私が知りたい事のすべてがあって、泣きそうだった。


モーツアルトとクジラ
新しい人間
グレゴールザムザやカミユの異邦人が新人類かと思ったけど、
アスペルガー症候群のこの主人公達が新しい人らしい。
本当?
いつの時代も予測されなかった出来事が起こるのだろう。
考え付かない事、まさかの事が起こり、人間はゆっくり変化しているのか。
若い人と年寄りではもう違うしね。
年寄りは・・・・どうしても保守的みたいになるし。
いつもいつも、新しい考えや新しい何かに驚き、通り過ぎるか、そのまま終わるか
この流れはどこまでも続くのだ。
だれも予測できないし、だれもそれを見ることはないし。
いつも途中の私たちなのだけれど、いつも模索しているのか?
普遍的なものはあるのか?
無常とゆーことに途方に暮れるのか?酔うのか?



南総里見八犬伝・・・・・あぁぁぁぁ面白かったぁ〜♪

でも・・・・・・怪談のほうが好きかも〜☆


ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』

あまりにも哀しく、あまりにも辛く、あまりにも悔しく。
あまりにもふざけすぎて・・・・でもすごく悲しくて。
もう、止めてほしいとおもうほど切実なのに、淡々として
最後の方はもうわかりませんでした。ふざけ過ぎか、それとも気がヘンになったのか。
オスカーが有名になっちゃうとこらへんから・・・・怪奇幻想か。
オスカーはベラスケスの描く侏儒



誇示でなく、暗示・・・・
それは音楽のようだし、音楽がまるで言い当てていたりする。
言葉ではない表現、言い古された言い方だけど、
暗示に満ちていて、その虹色の光の中でボーっとしている、小さな自分だ。

それは、何だろう、ピュアだった頃の驚きの体験であったのだろうか?それが再現されるのかな?
それは息をのむほど私を包み込み、私の部分がここにいなくなったような気持も混ざる。
それは一瞬で通り過ぎてしまいそう、衝撃とゆーほどの強烈なものでなく、
とても静かにやってきて、私を包み、必ず同じ感覚に何度も包み込まれる。・・・とくに輝いているものを見たとき。
透明なものを見た時、突然暗示を受ける。
自分からの積極的なものではなく、向こうから来る感じ

何か、苦しい事から逃れるための自己防衛のようなものなのかも知れない。

バーネット『秘密の花園』

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』

C・ノーテボーム『これから話す物語』


ポプラ社の短編集より

吉村昭  『少女架刑』
長谷川四郎 『鶴』
川端康成  『白い満月』
ルゴーネ  『火の雨』
カフカ  『断食芸人』
ドストエフスキー『正直な泥棒』
サド『ファクスランジュ』
トルストイ『神父セルギイ』



5月
宇野千代全集

『風の音』だけじゃないけど、両極端な二人の女とマッチョな男一人の話。
『おはん』と同じ・・・
『八重山の雪』は何か民話風・・・・でも深読みしたくなる・・・・
そうねェ・・・・・『人形師天狗屋久吉』が一番良かったかも。
『ある客間での物語』くらいかも・・・・ごめんなさい。



人間の犯している罪があまりにも救いのないものなので、途方に暮れてしまう。
たった一つの小さな欲が全ての命を台無しにしてしまったとは、もう遅いのだ。
この人間の犯してしまった罪はもう止まらない。戻れない。
こんなにストレートに命を奪ってしまっていたとは、苦しめていたとは・・・・
その代りに私達は何をどんな事を手に入れたと言うのだろう・・・・



宇野千代全集 2 『罌粟はなぜ紅い』

はじめ義太夫、最後カルメン〜♪
昭和5年に新聞に連載されたようです。
昭和5年だよ!・・・・保さんのお母さんが5才かぁ。。。。。
女の人が着物を着ていた時代。洋服もいっぱい出てくるし、
ちょっと、江戸川乱歩みたいな気分もあったり、色々ミックスのファンタジー
宇野千代はこの年になるまで読んだことがありませんでした。



水上勉 『我が六道の闇夜』

どうしても抉り出さないときがすまない、この人の優しさ。


宇野千代全集1

宇野千代著 『色ざんげ』『おはん』

男はこんな風!!!!!ばんざい宇野千代!


こんなに儚い私達。
命はもうすぐで、燃え尽きる。
こんなに儚く、脆く、こんなに一瞬。
そしてそれは永遠。
その一瞬の永遠を見つける。
美しい杉が、林の中で、静かに、ゆったり、輝いている。
その深い茶色と、苔のような緑がみずみずしく、優しい。
わたしは、オカリナを思い切り吹いてしまう。
お日様が、何本もの美しい線になって、杉の林のずーと上のほうで光っていた。
それは温かく、やさしく、私のオカリナを聞いてくれているようだった。
杉は音楽が大好きらしい。
杉だけじゃなくて、風や空や雲までも、きっと虫たちも好きだろう。
だから、わたしはオカリナが上手になってしまう。
私に吹かせようと、みんなが私を誘うのだ。
たぶん、私と一緒に歌っているのだ。
私はこんなに小さく、こんなに儚い。
杉は私を見る。
私は杉を見る。





2013年1月
新しい年

色々な事が解決されないまま、山積みされ、
自民党が政権を取り返したので、ラジオは景気が回復したかのように大騒ぎだ。
そして安倍総理は新しく原発を作るらしい。
私達は取り残される。
ヘビの再生能力を頼みに、のん気にヘビに願をかけるだけ?



12月
12月18日東京新聞


たったこれだけの人しか自民党を支持していないのだ!!!!


砂田明著『祖さまの郷土 水俣から』
私達の目には見えないもの、感じる事さえもう出来なくなった現代人。
何を言っても、わざとらしくなってしまう心の中の中の魂の霊の次元。
何度も何度も読んでも理解する事ではない次元。
いつも模索している次元。
小さくて、聞こえない声、恐ろしくて見たくない心の中の中
一瞬でもそれを感じる事ができる時。
しっかり捕まえようとすると、またどこか解らなくなってしまうような物
そこに潜んで、捕まえて、捕まえられて見えてくるものを書き、描き、表現し、演じる人。
それを書こうとするとこうなってしまうと石牟礼道子さんが『苦海浄土』について言いました。


本当に日本は最低。3,11を経験してもぜんぜん変われない!
最悪の安倍総理大臣。憲法を変えて戦争するんだね。
本当に恐ろしい事になる。
何十年もの自民党の宿願がこれで成就してしまう。
若い人たちがこれからもっと苦しめられる。
私達日本人はアメリカのモルモットにされ続け、
オスプレーが日本中で我が物顔で訓練飛行して、私達を蹂躙し続ける。
放射能でモルモットにされ、福島の子供達、大人も、
日本中の全ての人が人体実験されつづける。



また地震があった。本当に恐い。4号機は大丈夫だろうか。
福島だけ震度4だった。青森も岩手も茨城も栃木も震度5弱だったのに。

自民党が政権をとるのだろうか?
そんな事が本当にあるのだ。そんなメチャクチャな国なのだ。
本当に恥ずかしい。私の国なのだ。本当に怖い事ばかり。脅かされどうしの私達。


11月
正宗白鳥『』
大江健三郎『200年の子供』
やっぱり光ちゃんに会えるのは嬉しい。(この本の中では真木)
何よりも威張り腐ってなくて、穏やかで、鋭い。読んでよかた!!!



実って茶色になったカラカラ音のするあずきの鞘を枝からむしり取る。
はじめはゆっくり丁寧に、だんだん早くなる。
絡み合ったあずきの枝のなかから、茶色になった実った鞘が目に飛び込んでくるようになる。
初めは目が探していたのに、だんだん目に飛び込んでくる感じ。
そして、最後はムキになってきて、すごいスピードになってる。
畑仕事はいつもそうだ。
時間があっとゆーまに過ぎていく。



10月
カズオ・イシグロ『私たちが孤児だった頃』
子供時代の最初のほうはとても繊細で悲しく、やさしく、
でも後半、戦争があって想像できない迷路に入り込み、
カフカみたいに、悪夢みたいになって、主人公も前半の人とは別人みたいに
ちょっとクレイジーになったようで、何かタイムスリップしてしまったみたいに、
あの迷路のような家の立ち並ぶ所はぜんぜん想像できなくて、残念。
いつも何かの裏側のように、現実世界にはいないような人、いわないような言葉、
考え付かないような考え方、私たちが思い込んでいるのとはまるで反対の出来事や
しぐさ、言葉があふれている。『私を離さないで』と共通していて、それは刺激的。
イシグロワールド。実はあの美しい繊細な前半は全て虚構だったと、
ドロドロの現実の上に立って見えなかったもの。全ての現実はそんなドロドロの
とても信じたくない、恐ろしくもおぞましいものの上に辛うじて立っているか、
その美しさや優しさや正しさの存在できるのは汚辱に満ちたものを隠しているかららしい。
あんなにゆったりした前半とすごいスピードと混乱の後半。他の作品も読んでみたいなぁ。


7月
福田英子著 『妾の半生涯』

読みたい本『』

6月
瀬戸内寂聴『比叡』
こういう女の人もいる

伊藤比呂美『』
こういう女の人もいる。

円地文子『女坂』
こういう女の人もいる。


5月
昔の人は本気で幽霊を信じていたらしいです。
昔といっても、大杉栄の本にも何度か出てきました。
明治の人の小説『妹背貝』巌谷小波著を読みました。
なんか日本の小説って自殺するの多いな。
幽霊も出てきました。
終わりはいつも誰かが死ぬ・・・・
最初から、死のほうに向かって物語が進んでいく
何が何でも殺さなくては気がすまないみたいで・・・・
もちろん、死ぬ事は生きることだけど、
なんか、あまりにも死にすぎる!



4月
カズオ・イシグロ著『私を離さないで』
初めてカズオイシグロを読みました。
読み終わった後、もう一度最初に戻って読み直してみた。

読み始めは・・・・カフカみたいかなって思いました。それとも障害者の話かなとも思いました。
でも、カフカみたいじゃなく、障害者の話でもなく、ただ「どうなるんだろう?」と興味をそそられて、
一度は読むのを止めようと思ったけど、最後まで読みました。

最後まで読んでみないと、この物語が解りません・・・・とゆーか、
解るんだけど、はっきりします。
どうしてこんな効果、トリックを使ったのかわかりません。

私たちが、思わされていることは実は違ってる事もある。
ハンセン氏病は感染すると思い込まされていたのと同じで、
クローン人間は心がないと思い込まされている社会の物語である事が最後の方でわかります。
最後の方はかなり重厚です。

最後から読めば、もっとラクに、もっと的確に、もっとすっきり解りやすいのでは?と思ったりしました。

はっきりしない事で、ずいぶん勘違いしたり、思い込んだり、誤解したりしていました。
そんなのが狙いだとは思いませんが・・・・変わった本です。
今でもはっきり解らない事柄がありますが、そんな事はどうでもいいのだとも思います。




角田光代著『曽根崎心中』
図書館の新刊のところにあったので、思わず借りてきました。
お初の気持がすごく伝わりました。
近松より、今の人にはわかりやすいと思います。
本当に二人は死ぬしかなかったのでした。





世界中のどこかで、誰かが誰かを搾取している。
私も・・・・
DOLLS&DUST・・・タイの人形工場で火事があり、
保険に入っていたのはそこで働く女性達にではなく、人形の方だった・・・・・

本当に大飯原発を再稼動させるつもりなのだ・・・・本気だ。
どうやったら阻止できるのだろう。
私たちの生き方を変えるしかない。


3月
河野多恵子『幼児狩り』『蟹』
初めて読みました・・・・
なんで!って思いました。
目に見えてしまいます。その執拗さに愕然とします。
人間って本当に底知れない生き物。だから人間。


ミリアム・プレスラー『賢者ナータンと子供たち』
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の永遠に終わらない戦争
一度も止めようなんて思ってもみない3つの宗教。
宗教が戦争を作るのか、戦争が宗教を生み出すのか
どれが一番正しい宗教かって事なの?
なんでいつも一つに決めなくちゃ気がすまないんだろうね。
この3つの宗教戦争は激化するばかりですね、これから先も永遠に?
それが宗教なのだから、唖然とします。人間そのもの?


尾崎紅葉『金色夜叉』
妬むわけではないけれど、男の人が大好きになりそうな淑やかで、美しい、女の人が主人公〜♪
本当にダイヤモンドに目が眩んだのかなぁ?と思うほど。宮さんはそんなこと言ってなかったよ。
ただ、何となく寛一さんとは違う!富山さんと結婚してしまう。
そこんところがはっきりしてないんじゃない紅葉さん!
最後の夢の話がもっとはっきりしてないのに、
宮さんは入水自殺したことになっている。夢の中なんでしょ?
ハムレットのオフィーリアの死を描いたミレイの絵のような場面です!
でも物語なので、最後の寛一さんの夢はとっても紅葉らしく、美しかったです。
なので、『不如帰』よりも視覚的には好きです。
どちらも、男のはっきりしない態度よりも女の人の軽薄さに男の人が苦しめられ女の人も苦しむ話。
金色夜叉には二人も悪女が出てきます。宮さんともう一人寛一さんにシツコク迫るこちらも美しい人です。
『不如帰』では武男の母親のせいで悲劇がおこるわけ。
いまさら、この話をジェンダー的に読む必要はないけど、
やっぱり、美しい人が苦しんで死んでしまう・・・・・
宮さんは寛一さんも夫も両方裏切る・・・・女の人は無邪気に思うままだって言いたいような?
ビゼーの『カルメン』は本当に好き!
音楽はそれだけ直接的。最後の場は、何度聞いても私はホセが可哀想で、泣きます。
でも・・・・・『金色夜叉』も『不如帰』も泣けません。
ただ、どんな結末になるのかが知りたかった!


2月
筑摩書房 『明治女流文学集1.2』
一番良かった作品が集められているわけじゃないのが残念です。
写真を見ると、すごく面白い。髪型も色々。着物も色々。
丸髷、銀杏返し、高島田・・・・など。
昔の人はずいぶん大変な髪型をしていたのだなあ。

昔の女の人が書いた小説・・・興味あります。
小寺菊子『河原の對面』自伝なのかな。主人公の少女の心理が胸に突き刺る

田村俊子『あきらめ』色々な女の人が出てきて面白い。
本当にあきらめよりすごく覚めてて、ちょっと投げやりで。孤独で不条理。


1月
大杉栄『自叙伝』
反逆者大杉栄!とっても面白かったよ・・・・これが明治時代とは思えなかった。とっても今的だし、
女遍歴・・・・・三角関係どころか四角関係!
何から何まで、アナーキー!?
野枝さんについて知りたいです。
六条の御息所みたいな人も興味あります。
平塚らいてふを読んだ時、大杉栄や伊藤野枝さんもたくさん出てきました。
確か『青鞜』をらいてふに変わって出版の継続に力を注いだんだと思う。
それにしても、らいてふとゆう人は、その自立した生き方は、今の私たちを驚かせ、励ます。
座禅もやっていてある境地に達するし、玄米菜食もやったり、籍を入れない結婚をしたり、妻子ある男と心中しようとしたり、
男の方がだらしなかったり!・・・いつも!私は自分がだらしないので、恥ずかしいです。でも明治大正にこんなにすごい人が
いて、今の私達はスケールも小さいし、主義思想なんてないし、お気軽のチャラチャラ


マルジャン・サトラビ『ペルセポリス』イランの少女マルジ
イラストがとっても斬新〜♪
モノクロなのね。
イランの戦争や、女性達の着ている黒の服やベールをすべてシンボライズしてる。
1400年も前のことにまだこだわっている国。
でも、どこの国も質こそ違ってるけど、世界中のどの国も同じかも知れない。
生き残って、書き記したりできるのは本当に一握りの人でしかなく、それもたぶん市井の人ではない。

徳富蘆花・・澤野久雄訳『不如帰』
不如帰なぜ、不如帰と題したのか?ホトトギスって泣いて血を吐くホトトギスだから?
なんか・・・・お涙頂戴で面白かったといってしまうのも酷いような気がする。
椿姫や、ロミオとジュリエットの日本版・・・みたいな。
こーゆー話はいくらでもあって、みんなに好かれるのかもね。

森しげ著『あだ花』の本人はぜんぜん気にしてないのに、親や親戚が寄ってたかって離婚させちゃったり、
連れて帰っちゃうんだよ。本人の意見なんてぜんぜん聞かないし、彼女はされるままで、抵抗もしないし何も言わない!
明治の小説ってなんかすごくめずらしくて、楽しい。
すごいベストセラーだったのでしょう?映画や劇になったのでしょうか?
こんど『金色夜叉』を借りてこようっと!
泉鏡花の明治とあまりにも違うので、驚きました。



12月
コレット『さすらいの女』
ラベル作曲の『子供と魔法』の原作がコレットだったとは!
なんと自由な発想だろう。
平塚らいてふにも似てるなあ・・・らいてふは社会運動に向かうけど!
ましょ沙織にもにてるなあ・・・・似てる人はいっぱいいるんだろうけど

小野洋子は?・・・・・・
エイミー・ワインハウスは?・・・・・


11月
大正生まれの母がいつもわたくしが一葉を読んでいると、「一葉はいいねェ」と言っていました。
全ての言葉と着物の事、当時の空気を母は知っていたのだ。
一葉の美しい直筆さえ読めた。
わたくしは着物の事なんてぜんぜん知らない!直筆は読めない!全文注釈がなければ読めない(泣)
樋口一葉『たけくらべ』『にごりえ』『十三夜』日記抄

でもわたし達の時代と一葉の時代があまりにも違ってる。
比べる事なんてナンセンス。
いつも読後、じわっとセンセイションの襲われる。
シャワーを浴びるように、一葉の世界に浸る。
あの一途さがやっぱり胸にしみる

『わかれ道』・・・・何度読んでも美しく、悲しく、清らかで、羨ましい。
もうわたくしの心の中にはないものだ。
心も、身体も山も海も土も空気も食べ物もすべて放射能、化学物質、沢山の虚偽と汚辱に汚染され続けている私達。


10月
書かずにはいられない作家、歌わずにはいられない歌歌い、黙っていられない何かがあるから、創造がある。
そうゆう本、歌、音楽、絵、作品に出会いたい。



9月
ロシャロン・ドガー著『隠れ家 アンネ・フランクと過ごした少年』
アンネ・フランク著『アンネの日記』2003年版



忌野清志郎の歌を聴こう





8月
ラジオで林芙美子の『浮雲』の朗読を聴いて驚いた。
ラジオの朗読はすごくリアルで、真に迫っていました。
だからわたくしは『放浪記』にはうんざりだったけど、
ーーあぁ林芙美子ってこーだったなんてかなり感心した(生意気だけど)

でも、『牡丹灯篭』はもっとすごいよ。
女はもっとしぶとくて、しつこくて、
やりきれないほど。耳を塞ぎたくなる所で、刺し殺される。あーすごい。
悪の勢ぞろい。どんな人間もみんな、お坊さん以外(これは許せん)全員が悪人。
当たり前だ、良い人間なんてこの世にいないのが本当なのだ。絶望的。
すべて、因縁があって、そーならざるをえないのだ。
いつもまっしぐらに地獄におちてゆく。地獄もないよね。

マーラーの5番のように狂気。発狂していく静かに。静かに。


私は私はとうるさく考えただろうか?『牡丹灯篭』の時代。

人形浄瑠璃はさ、もう私達って映画のほうが身近なのね。

人形浄瑠璃はさ、わたくし達には見えないかも


6月
斎藤和義『ずっと嘘だった』





6月
フクシマの原発で作業してる人たちのことを思うとどうしていいかわからない。
私はいったいなにもできない。
孫請けの孫請けの孫請けの作業員の労働者の方達がいなかったら、
私達は今どうなっているんだろう?

まさかそんなことになっているとは思わなかった。
あのりっぱなNASAみたいな壁いちめんのコンピューターが制御しているのかと思ってたから。


そうだ・・・深沢七郎の短編を読んだのだった。
嘘をつくお婆さんの話なんだけど、相手を思いやってつく嘘とも違うし、
無意識につくんだけど、いつもお婆さんは人のために生きている。

少年がおじいさんとお父さんとお母さんと船に暮らしてて、
お母さんとおじいさんの間の子らしいのだ。
お父さんは追い出されてしまうんだけど、最後にお父さんが屎尿運搬船で働いているのを見つける。
少年はいつも本当のことを見てしまう

あと、東京プリンスだったかな?深沢七郎が私の父母と同い年なので驚きました。
プレスリーの歌がいっぱい出てきて、プレスリーの音楽に乗ってグラグラになるの。

私はラベルの音楽が聞こえてくると、ボーっとしてしまう。それとは違うんだけど、
ストラビンスキーも、バッハも、グロツキも、ブラームスも、ショスタコービッチも、マーラーも、ブルックナーもボロディンも
魂を揺さぶられる。胸を締め付けられる。特に20世紀の音楽はとても恐ろしい。


5月
いろんな本を読んだ。
みんな忘れてしまった。
毎週『週刊金曜日』をしっかり読んでしまう。
ネットでは小出裕章さんを探し、Our Planet、Video News.com、ニコ生、原子力情報室、『ざまあみやがれ』、スピードにかじりつく毎日。

古典落語が絵本になっている。
もう絵本のタネもつきたのだろうか?
魂を揺さぶられル様な話が読みたい。



4月
曽根崎心中
その死の形を見に行った私。
私達の誰が心中に追い詰められているだろう。
義太夫の荒らしのようなヘビメタは、泣きの義太夫節は、
私達の胸を締め付ける。

心中が流行り、あだ討ちが流行り、
自殺が増え続け。
一揆だけが握りつぶされてきた歴史
コートクシュウスイナハデンジロウ
ミナマタ、薬害、ヒロシマ、ナガサキ、オキナワに
フクシマが加わるんだね。

弱いところは何度も何度も何度も痛めつけられる。



3月4日、今日ラジオで『水仙月の4日』を聞きました。
自分が思っていたのとあまりにも違ったので、驚きました。
たとえ、雪童子にもらったおまじないのヤドリギを持っていても、
カリメラの夢を見て眠っていても。
あの子は死んだんだと強烈にそう思っていたからです。
白い雪に赤い毛布の先が覗いているのは・・・・賢治の吐血の象徴のような気がします。
死の匂いがいっぱいです。最後に明るい希望の音楽がなったので私はびっくりしました。



3月2日 人形浄瑠璃『曽根崎心中』
義太夫の迫力!太夫の語りと三味線!
圧倒されました。

豊肥線に乗って大分まで行きました。
竹林の中を単線の電車がガタンゴトンと進みます。
違う時代みたいな気持でした。
梅の花がたくさん咲いていました。
川がだんだん大きくなって
田んぼがあって、町があって。
駅がたくさんありました。
都会になっていきます。
タイムトラベルかな?
遊園地の乗り物みたいに楽しかった。



1月
宮本誠一著『ウォール、壁』

作者のきっぱりした意志と、固い決心。
迷壁のなかでも自分は生きていくぞってすごい冷静で、
熱い決心をすごく強く感じました。すごいです!


吉田司著『夜の食国』
人間のおぞましいところだけをそこだけをえぐりだしてもまだ足りない。
途中で読めなくなる。吉田司を殴ってやりたい。

『よだかの星』でも、読んでもいないくせにわざと勘違いしてるところが、
正にあんたを象徴しているよ!慌ててるし、冷静じゃないし、面白おかしく扱き下ろしてる
調子に乗って、他人の文体を真似して、囃し立ててるだけだよ。あーおぞましい。




12月
芥川龍之介『鼠小僧次郎吉』
久々の芥川!に感動。最初と最後が同じ場所になるのって多くない?
予想付かなくて、すごいね。『蜘蛛の糸』も読み違いしてたし。

野口冨士雄『少女』
野口冨士雄始めて読みました。


伊藤比呂美『般若心経』
伊藤比呂美ちゃんて、すごく正直で、大笑ってしまうほどなの。いいよね。すごく。
でも、わたしは色即是空ってさ、どうでもいい。比呂美ちゃんの説明って面白〜い。



酒井順子『金閣寺の燃やしかた』
水上勉と三島由紀夫を比較!両人ともお亡くなりになってるし、
怒るだろうか、生きていたら。
すごく面白ーーーーい!!!


11月
吉田司『下下戦記』
再び吉田司氏のノンフィクション。
そしてね。最後はほんとに負けないんだよ!!!!
石牟礼道子氏の『苦界浄土』と比較する人いるけど、
それは無理よね。『下下戦記』は青春のすごいエネルギー
爆発のエネルギー!命の爆発。生きることの爆発。

どうして、石牟礼氏は大宅壮一ノンフィクション賞を辞退したのか。
吉田司氏は同賞を受けている。
恥ずかしい!解ったぞ!「苦界浄土」はノンフィクションじゃないんだ!ヤッター!
吉田司は完全な!ルポライター。


10月
吉田司『宮沢賢治殺人事件』
これは驚きの宮沢賢治殺人事件だわ!
賢治は2度も殺されました。
著者の吉田司氏にそして、宮沢家(財閥)によって。
それも、ぜんぜん違った動機と違った方法で
だから、宮沢賢治は関係ないよ。
暴いたつもりだろうけど、人の弱みをコキオロしてる。
吉田さんも似たような者じゃないの?
調子に乗って、いいと思っての!



平塚らいてふ『元始、女性は太陽だった』上下続完
平塚らいてふの自伝。現代の私たちよりもっと過激で、新しい!
昔の人には本当に足元にも及ばない。
この人の自由さはまさに時代を超えて、元始の人なのよ。
あの時代だったらクレイジー扱いを受けそうだよね。
あそこまで鋭く、そして社会運動に向かうらいてふはすごいね。


8月
三遊亭円朝作・・・『牡丹燈籠』
夏になると、読みたくなる・・・・
たくさんの登場人物、それぞれが主張していて、
何度読んでも恐くて、やめられない。


近松門左衛門・・・・『曽根崎心中』
こんなにあっけなく心中してしまう二人。
挿絵もすさまじく・・・・・読み応え充分!何度読んでも飽きない!


隔離小屋


未来版『怒りの葡萄』・・・・
二人の主人公は21世紀の現代から見たら知能が低いような人たち、
すごく大好きになる。ダフニスとクロエの未来版、そんなこと一言も書いていないけど。
この話は未来の話で、だからってSFとは言えない。サイエンスなんてなしだから。
これは小説とゆうより、物語、アリババと40人の盗賊風も出てくるし。
風景など想像するの難しい。崩壊した未来のアメリカ・・・創造力が貧しいので、猿の惑星になるちょっと前かなって
猿の惑星は最悪の絵ね。でもハリウッドはこれを映画にするかもね。ぞっとするね。


旧約聖書
新約聖書
私にはとても信じるって事がそれが意思だから出来ない。
理論だから、でもただ人間の弱さだけはすごくよく解る。
それがすべてではないけれど、人は人を殺す、どうしても殺人はある
逃げることが出来ない。
その後で許してもらいたがる。そうじゃない人もいる。
それも人間。
『牡丹灯篭』も『曽根崎心中』も人間の弱くて、暗くて、悲しいことが
どうしようもないことが、それがあるってことが解り過ぎるほど解るので、止められないのだわさ。


7月
美恵さんに借りたCD・・・
ブラームスの3番と4番って言っただけなのに。
彼女の大切なCDを惜しげもなく貸してくれた。
チェルビダッケ指揮・・・ブラームス S2,3,4 ベルリンフィル
同じくチェルビダッケ指揮S4シュトットガルトと

シュナーベルのピアノで、ブラームスのPC1、2
これはすごい!美恵さんはこの曲を聴きながら、あの結晶をマジックするのだろうか?
こんなに静かで冷静な情熱。こんなに丁寧で、深く、深く誠実なピアノ。
美恵さんの深さと、誠実さを感じるだけの私。
静かにインスパイヤーされている美恵さんを感じる。
同じくチェルビダッケのドビュッシーの海もいい。

チェルビダッケでブルックナーやマーラーも聞いてみたい。

そのうえブルーノ・ワルターのブラームスS4
ジョージ・セルのブラームスS2,3


6月
現実の世界におひめ様はいない〜♪
おとぎ話の中だけにお姫様、王子様、王様、女王様がいる。
あのトランプのように〜♪まるで妖精のように、まさにおとぎ話の世界だけの。
そして、千夜一夜物語のように〜♪壮大に。
そして夢のように〜♪別の世界に連れて行ってくれる。
19世紀に書かれた『軽いお姫さま』もその1つ!わたしのお気に入り。
本の中に落っこちていく気持〜♪
軽いおひめさまもfall in love 〜♪それは読む人が感じるだけの、落っこち方〜♪
グリム童話の『おどる12人のおひめさま』や『いばらひめ』は本当に美しい〜♪
たくさんのアーティストに美しい絵を描かせる!わたしはうっとりする〜♪
クリムトのような官能ではない〜♪
もうちょっと違う世界〜♪
『ペレアスとメリザンド』のお城の雰囲気はもうこの世のものではない!
それは水の精、風の精、光の精、何か見えないものをあらわすための手段。
『ラプンツェル』その不思議もこの世のものじゃない。
『ロザムンデ姫』あの音楽を聴けば、別の世界に行かれる。
おひめさまなんてこの世に存在しない。とくに21世紀には?
21世紀のおひめさまはいったいどんな?
きっと苦しみの果てに自殺するか、気が狂うかするだろう。




5月
世の中は、宮崎県の口蹄疫で沢山の牛や豚が殺されている。
こうなることは予想されていたはずだ。
一度に沢山の牛や豚を清潔(消毒すれば清潔!)と思われている、工場のようなところでぎゅうぎゅう詰めに飼って、ケンカもできないくらい!
餌も遺伝子組み換えの輸入飼料を食べたいだけ食べさせて、もちろん運動はさせない!運動させれば肉が固くなる!


鳩山民主党は嘘つきで、沖縄の人たちを裏切った。
それを誤魔化すために、総理大臣を辞めて、きっとスッキリしてるんだろう。






4月

『ボート』 ナム・りー
話題沸騰のデビュー短編集!なんて書いてあったので、借りてみました。
確かに、話の展開もちょっとスリルあって、面白いかなって思ってみたけど、
今の時代、現実にたくさんの残酷さ、残忍さ、あらゆる悪(!)が目白押し、
『ボートを』読んでも、それほどの衝撃はない。
読者に衝撃を与えるために書いたんじゃないんだとしたら、何を?
物語がなんか・・・どっかで聞いたこと?観たことあるみたいな気がしてくる。
リーの想像力、創造力・・・・ちょっとハリウッド映画

現実は恐ろしいばかりに荒廃しているじゃない。
悪巧みに満ちているじゃない。
巧妙に、裏の裏をかかれるじゃない。
『カルタヘナ』ちょっと面白かったけど、たぶんゴッドファーザーかな?、コロンビアの人が読んだらどう思うだろうか。
『ヒロシマ』を読んだ日本人の私が違和感を持ってしまったから。
小学生の女の子があそこまでパトリオテックだなんて・・・・リアリティにかける。
ファンタジーなら、あまりにもお粗末。

もっと深く、途方に暮れるのがいいんだわさ。答えなんてなくていいんだ。
辻褄あわせも要らない!原因とか結果とかそんな理論なんか越えちゃっていいんだよ。
基準なんて飛び越えて、その向こうに私を連れて行ってほしいよ。



3月

『月の文化史』上下、神話、伝説、イメージ
すごく読みづらくて、理解できない!でも世界中の月の事がすごくいっぱいなのはうれしい!。
松岡正剛の方がいいな。だって!十六夜の月がないんだよ。解ってない!


『世界のビーズ文化図鑑』

ビーズはサブカルチャー・・・宝石の次?アフリカの白いビーズはきれいだな。
よその国のコインやボタン(工業製品)をあんなふうにアレンジして、本当に美しい心の持ち主達



『幕末明治 百物語』
恐いけど恐くない・・・・途中で飽きちゃった。
落語、講談みたいに聴いたほうが面白そう
挿絵が強烈!絵金ほどじゃないけどね。
白石加代子の百物語かと思って借りたんだけど、違っちゃった。


『幻想の肖像』澁澤輝彦
不思議な髪型、不思議なデザインのネックレスや服。美しい顔達、
本当にいた人たち・・・本当に不思議で美しい夢のような顔達。


『ウルフ谷の兄弟』
おもしろかったよ・・・・でも予想通りだった!
ただ、兄弟の兄の方が家事一般、すごく上手にこなす料理は特に上手で
デザートまで作っちゃう!まるで主婦みたいな12才の少年〜☆これは予想できませんでした。


『柳田国男集1』
海の道〜☆キツネと稲〜☆青ヶ島の悲しい話等、優しい人柄がにじみ出ている文章・・・お道化てみたりもして・・・
昔の漢字で読めないのがいっぱい・・・・言い回しが解り難かったりして理解できないところもあったけど、すごく面白い!
ちょっと深読みじゃないのって思うのは私が平成の人だからだね。



『五の旅の物語』椎名誠
タクラマカン砂漠とか、ゴビ砂漠とか、チベットの聖なる山カエラスとか
すごい乾燥・・・・ヒリヒリの乾燥地帯。青い空と茶色の地、三日月と満天の星



石川桂子著 『大正ロマン手帖』
母さんは華宵が好き〜♪
私は夢二が好き〜♪
母さんから葉書が来なくなって、いつもポストが寂しい。
何も特別の事は書いてなくて、字もシッカリしてると時、やたら小さい時、
やたらグラグラしてる時、色々解っちゃった。
母さんは華宵が好き。
なんか昔の母さんの顔の輪郭に似てるかもね。
あんな目が好きなんだ。キャーッ
母さんは昔アンデルセンを読んでくれた時、あの挿絵が気に入ってたんだと思う。
『白鳥の王子』をもう一度読んで!母さんには弟がいたから、弟と王子が重なってた・・・
私は夢二が好き。どうしても夢二の方が好き。私がそう言うと『華宵がいいねェ』って言ってた。

たまーに外出すると、必ずちらし寿司を食べた、そして必ず母さんはアンミツで私はミツマメだったね。
母さんに会いたい。


『カンヴァス世界の大画家』ボッチチェルリ
春になると、見たくなるあの有名な絵
ボッチチェルリの聖母子のあのかわいらしい顔が
娘達の顔と重なり、描けば観音様のようになって、
香織ちゃんの髪型がすごくいいので、使わしてもらうよ。
どうしても眉間におまじないを付けてしまう。

こんなに若いマリア、それはもう宗教的じゃないョ!
まるで流行通信のモデルみたいじゃん〜☆
かわいい娘のかわいい赤ちゃん像で何が悪い!
ボッチチェルリは今世紀でも異教徒にもファンはいっぱいだよね。
こんなにきれい!こんなにきれい!きれい!きれいって連発〜♪
それは美とかじゃなくて、もっとポップ、でも澄んでいて、
私たちを思い切りウットリさせる〜♪ため息がでるね。


ヴァンダイクも借りてきたよ。あのリアリズムは何なの!
美しい!わーずーっと見ていると、色々発見して楽しいね。
あぁぁぁぁすごいな。写真が絵に変身したみたい。写真に魔法がかかって、
ヴァンダイクが魔法にかかって、構図とか隙間とか全部、時間とか全部
超越して、マジックみたいな。ヴァンダイクがきっと写真機に変身して描いたみたいだよ。
時間が止まっていて、その上生きていて、冷たい空気まで感じられる!
多分冬、すごい豪華な分厚い服を着ている

脱ぎ捨てられたサンダル・・・・なんかもう胸が締め付けられるよ。


『水上勉全集 2』
同じような話ばかり・・・ごめんなさい。
紙漉きも、養蚕も、酒作りも、織物も何もかもすごい苦労、すごい酷い労働条件・・・酷くて酷くてみんな死んでいく


辻惟雄著 『ギョッとする江戸の絵画』
又兵衛・山雪・蕭白・若冲・蘆雪・国芳


2月
レオポルド・ショーボー『年をとったワニの話』
あー楽しかった。げらげら笑った。
少しは困った所もあるけど、そんなことは他のところで議論しよう。


石牟礼道子著『あやとりの記』また読んでしまった〜♪
何度読んでも岩殿爺、一本足の仙蔵さん、ヒロム兄やん、いんの子せっちゃん、
ぼんぼんしゃら殿、おもかさま、みっちんしゃん・・・・
ぼんぼんしゃら殿が出てくるクライマックスは何度読んでもすごいよ。
石牟礼さんの物語は、静かに始まって、静かに進んで、静かに激しく美しく輝き澄み切って終わります。

1月
バーン・ジョーンズ『眠り姫』ラファエルロ前派独特の幻想的な美しさにを堪能できる大きな絵の本
眠っている人々の美しさ、その力の抜けきったやわらかく、やさしい肢体。死んではいないような死。


永井荷風『つゆのあとさき』『おかめ笹』『踊り子』その他

水上勉著『雁の寺』『五番町夕霧楼』『案山子』『能登の細道』その他

荷風と水上勉、同じ遊郭の娼妓を書いても、こんなに違う。水上のはこんなに哀れなのに、荷風のはカルメンみたいなの。
荷風はのんき者?お寺の僧を書いても、こんなに違う。



宮本百合子『貧しき人々の群れ』ロシア文学みたいだった。17才で書いたみたいだよ、すごいね。迫力ある!
日本的なしがらみや、日本的な哀れさのない不思議な小説。



ル・クレジオがノーベル文学賞をもらっていたなんて知らなかった。
2008年だって・・・・・サルトルは辞退したんだよ。
1億4千万円もらったんだね。ノーベル文学賞って『金額的恍惚』なのかよ!
お金じゃないんじゃないの、何だかすごい金額ね。
借金でもあったんだろうか?
わからん!



12月
石牟礼道子さんの世界に捕まえられてしまった。
蜘蛛の巣に引っかかった小さな虫になってしまった気持。
天草言葉は魔法か妖術のように、別世界に連れ去る。別世界を彷徨う。
迷路なのだろうけど、『あのものたち』の気配に包まれてしまう。
不思議な主人公達の一人に自分が乗り移ってしまう
『天湖』 石牟礼道子
突然の東京弁にハッと現実に戻される。
そしてまた、その主人公もだんだんに石牟礼さんの世界に入ってしまう。
ダムのそこに沈んだ村が見えたり、生きているもののように見えてしまう。
そこに住んでいた人たちのように、村の夢を見たい気持になる
『水はみどろの宮』石牟礼道子
『十六夜橋』 石牟礼道子
11月
『苦海浄土』第3部 天の魚 石牟礼道子
『おえん遊行』 石牟礼道子
雷もそうなんだね。あぁぁぁぁ私は何でも良し悪しで判断してしまう。
雷だって命なのだ。石牟礼道子さんが『あのものたち』と呼ぶものたちを私も感じたい。
もう私にはその気配さえ、わからなくなってしまった。
ただ、石牟礼道子さんの本を貪り読むだけしかできない。
でも貪り読むなんて、そんなばかみたい、ささやくように話す人々の声が聞こえるのです。
聞こえるか聞こえないかの境目みたいなところ。もう一度言ってとは聞けないほど、消えていく言葉達。
その気配だけが、残り、本当に『あのものたち』の気配の中に入ってしまいたいね。



10月
『アニマの鳥』石牟礼道子
島原の乱・・・・最後まで同じリズムで静かに、最後まで最後まで、静かで美しく、辛く悲しく
告発じゃないのは『苦界浄土』とおなじ、人々や動物、植物、生き物すべての呟きにあふれていて、
海も畑も山も木々も人々もすべて繋がっている。当たり前だけど、生も死も繋がっていて、予感にあふれ、気配にあふれ、


9月
『苦海浄土』第2部 石牟礼道子

『カムイ伝』15巻 白戸三平
何か、石牟礼道子さんと繋がるものを感じる・・・・

8月
『女生徒』太宰治
女子大生、女子高生・・・どうして男の人がこんな風に書けちゃうんだろう!男の人だからかけるんだろうね。
橋本治がモモ尻語を操って書くのと同じ。びっくりして、その通りって思って、唸ってしまって、美しいって思ってしまう。

『苦海浄土』わが水俣病 石牟礼道子著
漁師のおじいさん達、小母さんたち、小父さんたちのところを読むのが本当に辛く、心にしみて、忘れることができなくなってしまう。

『椿と海の記』石牟礼道子著

『不知火』石牟礼道子のコスモロジー

『阿修羅のジュエリー』鶴岡真弓著

『もっと知りたいルネ・ラリック』
金沢に行ったとき、偶然ルネ・ラリックの作品を見ることができました!
自動車がまだ芸術品だった時代の美しいラジエターキャップ、かなり大きかったな。
ロールスロイスかなんかかな?ガラスの女性の横顔、船の先端に付いてる人魚と同類?


6、7月
『縞模様のパジャマの少年』
最後がショックよね。自分もパジャマを着ちゃう。本当には有り得ないらしいけど、塀は強固だし、有刺鉄線でがんじがらめみたい。
ナチスの側を悪く書くのは普通だけど、こんなふうにやるなんて、すごい想像(創造)力ね。
一瞬、王子と乞食かなって予想したけど、やはりそれは貧しい想像力でした。子供の無邪気さとナチスの恐ろしさを書き切ってる。

『盲目のジェロニーモと兄』シュニッツラー・・・・すごくいい話だったな。
ジェロニーモも兄も二人とも、大好きになるね。そして悲しい。人間ってこうなんだよね。


雨月物語


春雨物語


西山物語・・・自分の妹を殺してまで武士のプライドを守り通す・・・清いのかな?清廉潔白・・・・
ミシマの世界かね。私は21世紀のいい加減なばあさん。。


川端康成『古都』
京都観光と美しい京都言葉と繊細な心?由美子さんが来たので京都を感じたかったから・・・・
川端康成ってどうしてこんなに女の人を美しく書けるの?まるで歌舞伎の女形みたい。どひゃー♪


中村文則『土の中の子供』
恐い・・・・


石牟礼道子『あやとりの記』
ああいいな、こういうのすごく好きだな。子供と、おじいさんと、社会の除け者みたいな
二人がすごくいいな。・・・見えるものが違うんだから。感じるものも違うしね。こうゆう能力ほしいけど、
もう無理なんだろうか。努力して手にはりるものじゃないからね。
中学の時、鈴木Mさんと友達だった・・・・Mさんから、「運動場一週走ってきてもいい?」って時々聞かれて、
私はいつも「いいよ!」って答えてた!Mさんは目が悪かったんだ。黒板の文字を写すことさえできないくらい。
何か、不思議な模様をノートに書いてたから。Mさんにはそう見えてて、見えた通りを書いてたんだ!


『滝口入道』
横笛が草庵の入道を訪ねる所はショック。入道はすっかり世を捨ててるから、横笛が来ても会おうともしない、
無理をしてるのではなくて、完全に世捨て人になった。なれるんだよね。なんにでもなれる。両極端に振れるんだよねこの人。
自分があんなに大好きになった相手が訪ねてきたのに、
「そんなのってあり?」って思うのは21世紀の自堕落な考え。
でもね・・・最後はね、忠義が勝つんだよね。恋愛なんて問題外ってさ、武士道ね。『美』ね〜♪


5月
新日本古典文学大系『明治名作集』より『最暗黒東京』これが最高に面白い、現在進行中、やっぱり古典は唸ってしまう


中村文則『何もかも憂うつな夜に』・・・死刑の事、書いてあります、サルトルの強烈な短編『壁』を思い出しました。
それと、『異邦人』も・・・・ついていけないとこもあったけど、他の作品も読みたい。


『怪談レストラン・ナビ魔』・・・遠隔医療のことチラッと書いてあって興味ありました。
怪談レストランシリーズはどれもリアルで本気でいいんだよ。恐くて読めなくなるときもあるけど、
子供の本です。


メアリ・ホフマン『聖人と悪魔』
これは・・・ちょっと無理があるかなって思ったけど、
顔料のことが美しく描かれてて、絵のこともステキだったから許せる。
偶然に出会い。神に召されてなくて、無理やり修道院に入れられた女の子と
無実の罪で、修道院に隠れてる、馬と鷹狩りの好きな男の子の出会いが、子供っぽいね。
だって、子供の本なんだから!
4月
ジョン・アップダイク『ガートルードとクローディアス』
ハムレットのお母さんの話、面白かったよ。
でもさ、ハムレットなんてさ、もう誰も感じなくなってるんじゃないのかな。
自分のお父さんが、父さんの弟(叔父さんだね)に殺されて、王位と妻(母さん)を奪われちゃって、
別に!って思うかもしれないし、ハムレットみたいに真っ青になって、悩むかどうかわかんないよね。
ハムレットのお母さんだって、お父さんより、叔父さんのほうがカッコよくてさ、
おもしろい話もいっぱい知ってて、威張ってなくて、気が利いてさ、王様のプレッシャーや、
体面もなくて、自由ぽければ叔父さんのほうがいいしね。
アップダイクも上手だね。・・・・でもさ、『ハムレット』ってみんな死んじゃうんだよね。
毒で・・・殺そうとして殺されちゃう・・・すごい悲劇だよ。
ハムレットも死んじゃうところが、シェークスピアね。
シェークスピアって、凄いはずよ。みんなが研究してるんだしね。
私みたいなフツーの人でも、胸に突き刺さるよ。ハムレットは死なないって思うよね。フツー

でもガートルードがデンマークのキリスト教以前のすごくプリミティブなものを秘めてるなんて設定
アップダイクもカッコいい!確か、アップダイクって私の趣味じゃなかったような気がする、忘れてるから。



三好基晴『アトピーなんて恐くない』
すごい!薬もオイルも、保湿剤も使っちゃダメ!あなた自身の持っている治癒力で治るのです!
薬品で誤魔化している水道水は使わない、薬品で汚染されたものを食べたり、身に着けるのをやめて、
あなたの抵抗力と免疫力のバランスをとれば、アトピーなんて恐くない!
その上、アトピーになるってことは、他のもっと最悪な病気になりにくいらしいよ。
三好先生ありがとう。こんなに励ましてくれる医者って、いいね。それだけで、病気が治りそう!


3月
柳美里『命』
美里ちゃん、ここまであんたは書くよね。表紙の写真を見れば、ホッとするかも。


2月
講談を速記して文章にしたようです
天保六花撰(二代目松林伯円)河内山宗春の話
登場人物が沢山!話も一日では終わらないみたいで、次回を楽しみになんて
それにしても面白いことがたくさん!事実は小説より奇なりと言うけど
確かに、事実を色々脚色してドラマチックで、おどろおどろしくしたててあって、
本当に面白い!

仇娘好八丈(春錦亭柳桜)
こちらもドロドロの血みどろ!登場人物はひどい人ばかり、この話では女の人でさえ
極悪非道、どひゃーって感じで、でもそれが人間なんですね。


百猫伝(桃川如燕)初代市川団十郎の話
本当にあった話なの!実名でかなり残酷なお話し
昔ニュースなどなかった時代、講談は社会の事件を知る1つのほうほうだっったらしいです。
猫の恩返しみたいで、悪い人でも猫はちゃんと恩返しをする!猫は一筋縄ではいかない、
猫の表現一つでも、固定観念なんて払拭してて、はっとさせる。
義太夫でも歌舞伎でも、人間をこうも悪く、ひどく、そして美しく表現するのはすごいなって思う。


夢枕獏  腐りゆく天使  萩原朔太郎
夢枕獏さんの好きなところは!明るい!
萩原朔太郎のドロドロもこの人にかかると、ドロドロなんだけど、
希望があるってゆーか・・・・・それだけじゃないよって感じ
恐くて美しい・・・・萩原朔太郎の雰囲気を思い切り説明してくれたみたいな。
面白かったよ〜♪



2009 1月
フォークナー『8月の光』
遠藤周作『海と毒薬』
・・・・なんと暗い、恐ろしい本を読んでしまって、
特に『海と毒薬』は・・・ひど過ぎる!読後の気分が最悪でした。
『8月の光』のほうが希望がある分救われた。
その後、講談人情話集『天保六歌撰』河内山宋春の人情噺・・・
昔の日本語の面白さを楽しめたけど、こちらは倒錯的でなんか病的。
執拗で、うんざりしてくるんだけど、止まらないので困惑。
日本文学(?)は何が言いたいのかね。残酷で、非道なことをたくさん
これでもかって書き連ねて、最後はなんか仏教プロカバンダかなって、悪いやつは死んでしまう。
勧善懲悪なのね、でもすごく残酷、非道のサドマゾの大博覧会かな。
『8月の光』も残酷なんだけど、とても深く、色々なテーマに言及してて、すごい!
『海と毒薬』も登場人物がどの人もひど過ぎる。主人公ははっきりしないヤツで、
でもまだ許せるんだけど・・・『8月の光』も『海と毒薬』もはじめに妊婦が出てくるところが
なんか象徴的!命の誕生は希望に満ちている。でも又そこから始まるんだけどね。
どの本も・・あとは殺人・・・・私達人間だけ・・・・私達は解決できない渦の中で生きている。
人間、あまりに人間的・・・だからそれらすべてを受け入れてそれでも生きて、考えて行かなくちゃならない。
フォークナーも遠藤周作も河内山宋春も私達の前に人間をさらけ出してくれる。
それを隠したり、誤魔化したりは出来ない。その中で呆然となる、ただ呆然と・・・





12月
『河』・・・・読み終わった。。やっと・・・・途中で止めたくなかった。
未完なんだけど、この物語に終わりはない。本当に『Never Ending Story』
本当に河なんだよね・・・・歴史・・・どの時代でも、どの国でも時代が河のように流れていく
中国が革命を必要としていた時代、世界が必要としていた時代。
革命をなし遂げるとは、そして革命の必然性、生きることのすべてと、考えることの基準と、
現在と脈々と続く歴史、未来へと
一番大切なのは、どこからも、何からも縛られない、独自の自由な、考え、
何かに照らし合わせたり、従ったり、修正したりはない。いつも自分のする事をしていくこと。
小さな、自由な、弱くて誰をも扇動しない、か細い力。小さな一人の自分の考え。
人のものを奪わないとゆー基準。たったそれだけの自由。見えないように小さい、小さい
主義でも思想でもない、小さな自由。そして輝く自由。人のものを何であれ奪ってはだめ。
その小ささが、世界を覆うことはなかったのかもしれないけれど、
小田実さん亡くなっても、未完の小説でも言いたいことは充分伝わってくる。
読みづらい小説?ギリシャの古典や、宗教書を読んでるみたいに、難解とゆーより、
淡々としてるので、付いていけなくなりそうだけど、その繊細さの中で見つけ出す。
淡々とした中で、人間のあらゆる行いが、よいことも悪いことも起こっていく。
読み逃してしまうほど、静かに語られるクライマックスを読み取りながら。
作家は親切に(!)丁寧に話を進めてくれてたし、
同じパターンで続き、河にように流れ、戻ったり、渦を巻いたり、でもとにかくいつも流れていく。
消えてしまって、残っていないものたちの中に、それこそが大切だったり、光っていたり、真実だったり。
それが因となって果となって又それが因となり続いていく世界。
途中、過程の中で私達は生きているのだから。




11月
『残酷童話 老人のための』倉橋由美子 
『16才。死ぬまでにしてみたいこと』ジェニー・ダウンハム
『心の旅人達』ポール・マクダーモット
『海辺の骨』デニス・マクファーランド
死に関する(?)4つの物語、人の数だけ、命の数だけある死の種類(?) それでも解らない死・・・・命の最後なのか、途中なのか、命がある以上、死があるだけだなんて。
面白かったな。
ありきたりでない、思いも寄らない出来事が次から次へと起こるから、ドキドキして、心臓に悪い、
私の悪い癖として、そうゆう時って読むスピードも上がってしまって、パニックのまま読み進んでしまう
音楽でもそうなってる、貪ってる!ヤダーって思うけど、この性癖は変えられそーもなく血圧上昇になるかもと訝る。
梶井基次郎・・・久しぶりに読んで、こんなに病的だったんだって驚いた・・・・もうポーや乱歩みたいに狂ってる。

『河』2と3の途中・・・・上海に押し寄せる複雑に絡み合った「革命」、
人間は1つの心で、1つの思想で、たった1つになることは絶対出来ない!!!!それが出来ないことが善なのだ。
たくさんの考え、欲望、思惑、信条、それぞれ違ってどこへ行くか解らない!それでいいんだ。宇宙そのものの反映?
計画的らしく見えて、なるようにしかならない、無差別な騙し打ちと無差別殺人、破壊、血みどろで、倒錯した
あらゆる暴力があふれ出る「革命」=「戦争」人間の弱さと頑固さとあらゆる悪のなかで「自由」とゆー言葉が哀しく輝く。




9月
雨ばかりの毎日、台風13号は私達の畑を滅茶苦茶にするんだろうか?
どうしようもなく、ダーちゃんは少しの背高のアマランサスを収穫した。
でも、雨の日に収穫するお百姓はいない!

今日と昨日は読書にどっぷり、
『鮮やかな陰とコウモリ』の作家の本を新刊の棚に発見!!
一気に読んでしまう。とにかく小田実『河』1がやっと終わって、2が真ん中くらい、
もうすごくメンドウで、でも読みたいので、がんばるぞ


『ノック人とツルの森』アクセル・ブラウンズ著は一気に、楽しく、ちょっと辛く読みました。
この人のかわいい表現はほんとうにうっとりです。
主人公の自我の強さや、主体性、自主性にすごいエネルギーを感じます。
本当の正しさなんてない、押し付けはだめ!決め付けもだめ!
とにかくインスピレーションを萎ましてしまうものは許さない!
圧力をかけない!ゼッタイ圧力をかけない!
正しいことなんかない!ないんだから!私が考える!そうだね。


『ニーベルングの指輪』里中満智子著
えーい〜♪ワーグナーの楽劇を劇画にした!
楽しくアニメを見るように、指輪を楽しみました。
あの複雑な話をとても解りやすく!!解説(笑)
ギリシャ神話も良かったけど、この神話も里中流!いい!
ワグナーの音楽は・・・・・危険なまでに、私達を虜にするような
魔力があるような気がします。リヒャルト・シュトラウスの比ではないよ。
恐いね。


8月
第34回部落会報文学賞受賞・・宮本誠一著『涅槃岳』
キラリと突き刺さるような、刺激的な文章に出会って、
ドキリとさせられます。
短い作品の中に、沢山の主張が山積みされてるような
沢山の物語の予感がひしめいている気がします。
山伏の続きが読みたい・・・・・!
二つの両極端が美しく怪しく出会っていて、
哀しく、懐かしく、切なく、胸に迫って
青空に突き刺さる有刺鉄線のような。
美しい山に突き刺さる善良な顔をした鉄の発電風車塔ような。
耐えがたい憤りや、困惑が、物語の底の底にうねっている。
それは激しい怒りじゃないのだ、そのままなのだ、静かなのだ。
その正直さが、いいのだョ!!
本人は、批評して欲しいって言ってたけど、批評なんてないよ。
ただ受け止めたい。もっと書いてください。書きまくって!!!
何を書いてもいいんだよ。

・・・・すごくインスピレーションを刺激してくれるよね。

7月
平野啓一郎 『決壊』
何度も途中でやめようと思った。暴力的過ぎる。
まるで、今現実に起こっているみたいな、恐怖、不安、焦燥、
あまり残酷で、あまりにもリアルで、過剰
何もかも、度が過ぎて、現実的。
テレビの、ワイドショーの最低の、嫌らしさが本物そっくり
途中、殺人のDVDはさすがに読めなくて、抜かす。
登場人物のほとんどが、殺人、自殺、発狂してしまう。
これが、今の日本なんだと痛感する。本当に恐ろしい。



近松門左衛門 『心中天網島』『女殺油地獄』
また読んでしまう・・・・こんなに心中を美化していいの!
近松さんよぉぉぉぉ。
だから、日本は自殺が多いのかな?
でも・・・・本当に古典はすごい。
感嘆詞ばかり。



6月
柳美里『石に泳ぐ魚』
久しぶりの柳美里のよじれた心の独白
何度も、何度も繰り返される悪夢のような執拗な激しい訴え、
静かにすすり泣き搾り出される真実
そのたった一つの告白に私はいつもゆすぶられる。
何度繰り返されても慣れることなく圧倒される。


宮本誠一『トライトーン』障害児・者とともに生きる作業所 『夢屋』
障害児・者(この呼び方やーね)障害だなんて、
生き物はすべて、足りないものだらけ、その中で考えて工夫して生きているはず。
・・・とにかく障害なんてものを超えた、人間そのものを深く掘り下げ、
私達の知らない事を教えてくれる。訴えたり、見せ付けたり、助けを求めたりしない!憐憫はなし!
あるがままの現実、だから余計シュールリアリズム!
その象徴を私達は迷路に迷いながら、
ただただ受け取る!
答えのない質問、それこそが真の回答。
もう一段深く掘り下げたその真実が透明で美しく私達を打つ。



5月
ジム・クライン『40日』
なんとも象徴的な!登場人物たち
神の作ったものは不完全なものばかり!とか
イエスも登場するんだけど、断食30日目で死んでしまいます。
聖書に忠実!聖書の言葉を皮肉たっぷりにこき下ろす
ムーサという悪の権化みたいな商人がなんと!イエスに病を癒されてしまって
生き延びて、今の社会悪の始まりみたいな設定になってる!
(今現在の行き詰まり、煮詰まり、不節操資本主義の創始者みたいな!)
二人の女子の登場人物もこれがまたどんなにひどい目にあわせられても、めげずに、
生き抜いていく秘訣が今の女子にも連綿と繋がっているような。
『逆説日本史』2
何度も何度も、権威ある歴史学者をこき下ろす。
ミステリー小説みたいに、結論を最後まで取っておいて、
じわじわ責めていって、劇的に盛り上げる、どこかの誰かの書き方に似てない?(梅原猛)
自信たっぷりでその上、有利なデータばかりを集める?
古代のことは本当に想像力を掻きたてる!
解らないことは特に興味津々になるし!
でも、おもしろかったから、1も借りたい(爆)

4月
エリアシル・カンシーノ『ベラスケスの十字の謎』
あのベラスケスの「侍女たち」の謎解き物語!!!!!
真ん中にお姫様、侍女二人と左端にベラスケスが大きなキャンバスに向かって王と后を描いている。
それは壁にかかった鏡に王と后が写っているから解ります!
右側には、小人の女の人と、男の子と犬、
後ろのほうに、陰のようにはっきりしない人物2人
遠景に振り向きながらドアを開けて出て行こうとしている人
・・・・みんなこの絵を見ている私を見ている!キャー!!!
この絵の中の男の子が主人公。とにかくこの絵の中の人々全員総出演、もちろん犬も!
謎解き物語・・・きめの細かい想像力豊かな作者のお話に引き込まれてしまいます。
ベラスケスの絵がもっと不思議に満ちたものになってしまいました。あぁ〜


甲田天『時の扉をくぐり』
偶然にもこちらも絵に関係のある物語!
広重と北斎となんとゴッホの亡霊のすごい発想のお話し
憧れの広重と北斎に会いに来てしまうゴッホ
はじめがお笑い・・・最後のほうはすごくまじめで!
だんだん物語が濃厚、ディープになっていきます。
広重や、北斎の描く日本の景色、風俗に読んでいる私達も憧れてしまいます。
もう見ることが出来ない広重や北斎の時代の家並みや、人々の暮らし
失ったものはもう返ってこない。
あらゆるもの達が手作り!だった時代。あぁぁぁ美しい!
徒歩で江戸から信州の北斎に徒歩で会いに行く。
軽いノリなんだけど、すごく厚みと深みがあります。


久保田香里『氷石』
天平の昔、天然痘が猛威を振るった時代を背景に、
少年と少女の・・・そう言ってしまえばそうなんだけど、
これもまた昔の風景が懐かしく(見たこともないのに)
古代史好きにはたまらなく想像を掻き立てる小道具がいっぱい!
登場人物がそれぞれいい感じ〜♪
ヤングアダルトの本ですが、大人にも十分楽しめます。


2月
大江健三郎著『らふたしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』
ポオの美しい詩篇、枕草子、農民蜂起の伝承が透明なフィルムのように重なり合って、
30年の経過が作り出す不思議な物語。


2008-1月
アレホ・カルペンティエール著 『春の祭典』
・・・まさか、ストラヴィンスキーの春の祭典?
推理小説の題などにで良く使われる世に知られた音楽の題名とか、
マザーグースの一節とかの類だと思ったけど、
表紙がなんか・・・恐そうな軍隊?みたいで、戦争の話かな?と思って、
読むのをやめようと思ったけど・・・
開いてみたら・・・ストラヴィンスキーの『春の祭典』の導入部の楽譜が!
10代の後半、夢中で聞いていた『春の祭典』原始的なリズムや、メロディー
どんなバレエなのかずーと興味ありました。(大人になってみるチャンスありました!!)
すごい迫力でした。バレエと言うより、春の祭典の儀式に立ち会ったような気がしました。

ロシア革命、スペイン内戦、キューバ革命とカストロ、『春の祭典』が重なり合って物語が紡ぎだされます。
ラテンアメリカの『戦争と平和』と帯に書いてありました。物語はどんどん展開して一気に読んでしまいます。

小説の中ではキューバの革命は成就しますが、『春の祭典』は上演できなくなります。
・・・・キューバのことはほとんど知りませんでした。
・・・『冒険者カストロ』佐々木譲著を一気に読みました。冒険者?と思いつつ・・・
キューバは革命後もずーとカストロ独裁みたいに思えますが・・・・
キューバにアメリカ軍の基地があるなんて信じられませんね。
キューバは有機農業を奨励しているらしいです。頼もしいです! キューバの音楽、キューバについて知りたくなりました。




12/20
ジャン・エシュノーズ著『ラヴェル』
ラヴェルの音楽は全部好き〜♪でも・・・・ラヴェルの伝記さえ読んだことがなかったことに気づいた。
図書館の新刊コーナーで『ラヴェル』を発見!音楽がこんなところにあると最初変だなと思った。
小さくて白くて薄い本・・・かのいずみ書房。
・・・最初はなんかすごい翻訳が読みづらかったけど、・・・・久しぶりの5つ☆!!
ラヴェルが私たちと同じように電話を使い、自動車に乗っていたなんて・・・19世紀の人かと思っていました。
かの左手のための協奏曲のエピソードにはびっくりしました。
その上、交通事故にもあうのです。それがもとで、胸が締め付けられる結末。
何度読見返しても、悲しい結末は変わるわけがなく、呆然となってしまう。

『春の祭典』も発見!本を探していると、時々シンクロニシティーを経験する。
こちらも読みずらくて何が書いてあるのかわからない!でもだんだん!!面白くなってきた。
今進行中。



9/2 ヴィジュアル博物館『岩石と鉱物』『結晶と宝石』
石!鉱物が大好きな私は、少しだけ石のコレクションもあります。
化石も1つ持っています。小さい貝ですが山の上で見つけました。
水晶のクラスターが欲しい・・・鉱物を見るとボーっとなります。
結晶と聞くと心臓が高まります。
本物じゃないけど写真でもワクワクします。時々借りてきては見取れています。(わっはっははは)
透明なものを見るとトリップしてしまいます。

おおいなる水晶の玉を
ひとつほし
それにむかいてものを思わん  石川啄木

・・・・宮沢賢治の鉱物もすごいな!・・・・想像が追いつかないときもある(泣)

日本で一番鉱物のコレクションを持っているのは何処でしょう?世界一は?
ご存知の方教えてください。




8/21ミヒャエル・ケールマイアー『ギリシャ神話』挿画 三嶋典東
ラジオ番組の台本として書かれたもので、読み聞かせのギリシャ神話。
この本の中でも書いてありましたが、太古の時代神話に限らず物語はは語り伝えられたもの。
このギリシャ神話も語り口で書かれています。
・・・・ギリシャ神話の本は色々ありますが、これはとても楽しめます。
何度読んでも神々の名前が覚えられないのですけど・・・・(泣)
ギリシャ神話自体、何度読んでも楽しめます、奇想天外で楽しくて、おもしろくて、哀しくて、悔しくて、怖くて、
まさにパンドーラの箱の中から出てきたもの全てを読みつくすことができるのです。
あらゆる感覚を刺激してくれます・・・・味覚は無理?でも食べ物も出てくるから!
とにかく圧倒されます。苦しくなります。うれしくなります。



8/21 シェイクスピア 『夏の夜の夢』
猛暑と熱帯夜の続く夜にぴったりのお話
メンデルスゾーンの音楽と、フュースリの『タイターニアとロバ頭のボットム』の絵を思い出しながら。
夏の夜の妖精たちの笑い話・・・・ロバはいつも愚鈍を象徴していて笑いものにされてるけど、
フュースリの絵の中ではとても幻想的な雰囲気が素敵です。
メンデルスゾーンの音楽も本当に夏の夜の夢〜♪
私の貧しい想像力では、この絵と音楽なしではこの物語を楽しめません。
きっと劇はファンタステックなのでしょう。見てみたいです!
妖精の名前がかわいくて!豆の花・蜘蛛の巣・蛾の羽・辛子の種!!!
夏になると読みたくなる物語。




7/23 新日本古典文学大系 落語怪談咄集
『真景累ヶ淵』三遊亭円朝作 
・・・・とにかく怖い・・・怖いが次から次へと・・・悪夢の中から抜け出せなくなる。
本当に気分が悪くなるほど、怖いです。一度に読めません!休みながら!
人はこんなに恐ろしい妄想に絡み取られてしまうのです・・・・すごくリアル
大雨が降っていたり、すごい偶然が一致してしまったり、なんかありそうな事・・・
演出がすごいです・・・・そうなって欲しくないと思う方向へばかり物語りは展開していきます。
江戸時代の生活様式など沢山の注釈もついていて楽しめます。
挿絵が小さいけどいいのです。
昔ラジオで講談ってあったけど、その怪談咄もすごかったな。もう一度聞きたい。

最後には登場人物の関係が因果報酬の糸になって出揃い悔い改めで終わります。
・・・仏教のプロパガンダと言ってしまえば元も子もないけど、悪いことをするとこんな風になっちゃうぞ!
とゆー脅しにもなっているのかも・・・・
でも人間は本当にこんなに恐ろしいことを考えられて、現実にもあって、世界中の物語になってるのでしょうね。
ギリシャ神話も古事記も因果報酬の話なのでしょう。


7/18 『クリクリのいた夏』フランス映画を見た。
沼地は人を養ってくれる。
友達のために一生懸命に雪の道を知らせに行く途中でぺぺ(おじいちゃん)は死ぬ。
映画のはじめもおじいさんが死ぬところがある。
この二つの死は本当にうらやましい!
年寄りが何人も出てきてちょっと回顧録?と思えるけどそれだけじゃなくて、
貧乏は悪じゃなくて、沼地の豊かさが人を養い生かしていた時代!本当の豊かさ!!!
でも最後の思い出を語り終えたとき私達はその沼地が今スーパーマーケットになってることを知る。
おばあさんになったクリクリは優しくほほ笑んでカメラが下がるとスーパーマーケットが見える。
いい映画でした〜☆





7/8 山村暮鳥詩集
・・・・でも暮鳥よ、人間は今地球環境の美しく整った循環を破壊している。
あなたの時代には考えもしなかった結果が私たちを不安にさせている。
でも暮鳥の詩は本当にいい。


『みずうみの南』富岡多恵子(好きな作家の一人)
昔、ロシアの皇太子に切り付けた男がいた。その人をこんなに大切に、こんなに大事に書き進む。
富岡多恵子の話なのに、最初は富岡多恵子として読んでしまった。これは作ったものだよ。
こんなに、この男を大切に思うなんて、富岡多恵子はすごい。そして現代の人とちょっと比べてるみたいに。
その後の皇太子の悲しいことと、その男の家族の悲しいこともしっかり書いてある。
富岡多恵子は何が言いたかったの?こんなにこんなに人間は可哀相ね。
あぁぁぁぁぁとかおぉぉぉぉぉとか・・・すごくボキャ貧の私。<泣>

アンドリュウ・ワイエスの画集を見る。・・・・シーンとしていて寒くて強烈で言葉が出ない。




6/24 稲垣足穂がいつも絶賛していたダンセイニを借りることができました〜♪
ロード・ダンセイニ『五十一話集』
足穂がこんなにダンセイニから影響を受けていたとは!
小さな物語が51話、驚きと笑いもあり、小さな優しさと、国籍不明のファンタジア♪
人間から天使から蛆虫まで野原から見えない世界、観念も物語にしてしまうすごいイマジネイション♪



久しぶりでレオノール・フィニーの画集を見た。その心の強さと優しさに冷たさと暖かさと。たぶん魔女。
ジョージア・オキーフより私には強烈。

ラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲・・・
戦争で右手をなくしたピアニストのために作曲した本当に美しい曲・・・私はラヴェルが大好き。
すべての曲のCDがほしい。そんな欲張りはだめね。
曲の始めの一音を聞くと私は別の世界に入ってしまう。魔術師ラヴェル♪


私たちの国は平和憲法を持っているのにそれを変えようとしている!
残虐で恐るべき殺戮の歴史を変えることができない最低な人類。
どうしても人殺しをやめるとこができないのか?
どうしても戦争をやめることができないのか?
こんな人類は破滅してしまうほうがいいのかもしれないけれど。
私たちの正しい憲法を守らなくては!
沖縄で本当に起こったことも書き変えてはならない!
教科書に歴史にはっきりと記し残さなければならない!
平和憲法を守らなくてはならない。
過去と現在と未来の世界中の全ての命のために。




6/6 吉野せい著『洟をたらした神様』16の短編集
どの話もフィクションではないらしい・・・・
せいさんが16の短編を書いたのは70才を過ぎてかららしい。
16のせいさんの思い出が一つ一つ完結した力強い物語になっている。
どの話も感情的でも感覚的でもなく完成された説得力あるものばかり

吉野せいさんは自分を『私は百姓女』と自分を呼ぶ。
狩猟採集の大昔、女こそが百姓を始めたのだと自信と誇りに満ちて書いている。
そんなに昔じゃないのに・・・・せいさんは本当にすごいな。

ソーニャ・ハートネット『木曜日に生まれた子ども』
ティンは人間じゃないの?すごく変なティン・・・
怪物みたいなティンはすごく純粋で、正しい心を持っている・・・でも土の中で生きている。
ハートネットの分身みたいな女の子が物語を紡ぐ、風変わりでとても感動的な力強い物語にのめり込む。

田中満智子著『長屋王残照記』コミック
西洋風の顔立ちの登場人物だけれど違和感なく楽しめました!
不比等がチャールス・ブロンソンに似てるかな?
藤原氏の手段を選ばない題頭ぶりがはっきり書かれていてすっきりします。
女帝や長屋の妻達がまた美しくてすてきに描かれていてさすがの見ても楽しいものです。
ギリシャ神話も描いてるようです・・・興味あります!




4/24
『トロイアの歌』コーリン・マクロウ
『オデュッセイア』は読みやすかったけど、『イリアス』はちょっとメンドウ・・・
でもこの『トロイアの歌』なら、すごく楽しめた!
沢山の絵画の主題になって、その絵解きにもなるし、絵の美しさ荘厳さの幾重にも積み重ねられたような、 時間と空間を彷徨える。
・・・ラピスラズリ、琥珀、珊瑚、水晶、沢山の美しい宝石を身に着けて王や王子が殺しあう。
血しぶきが飛び散り、憎しみと復讐が真直ぐで清らかな決意と交じり合う。
3千年近くも昔のギリシャの物語。ぜーんぶ手作りの大きな櫂の帆船、大城壁や石造りの町並み、人々の暮らし、
どれを取っても想像が追いつかない。
原作の登場人物を誇張して書いてあるので楽しめる!
ヘレネ、テティス、オデュッセウス、アガメムノン、アキレウス、パトロクロス・・・などなど!
名前が覚えられなくて、苦労しましたが、すごく楽しかった!
子供のギリシャ神話が役立ったし、たまたま図書館で、この本を見つけたとき嬉しかった!
著者は神様扱いをしてない!とても現実的に書き換えてある。

先月はホフマンの『悪魔の美酒』を読んで、あー楽しかった。
クレイジーホフマンの奇想天外の世界に遊びまわった♪
奇抜で、息を呑む展開はモーツアルトみたいに自由、でも本当に其の一瞬一瞬が私を魅了する。
すごく長編!言葉で書いてあるのに其のイメージが私をくらくらさせる!

今黒岩重吾の『聖徳太子』あぁぁぁぁぁぁぁやっぱりギリシャにしたいなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。
だって!黒岩重吾なんだもん!まいるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!

でも三木成夫の『胎児の世界』すごいな! 胎児は進化の歴史をやってるんだって!
人類の起源が胎児の世界に残っている!人と魚の違いはないんだよ!
ヒトは植物的な自分では動かせない臓器や神経と動物的に動かせる臓器と神経と、動物だけじゃなくて、
植物的なものまで持っててそれが私たちで・・・・全部入り混じってるのが、ヒトの特徴なのね。

あの月から撮った地球の写真・・・私も撮られていたんだよ。
私たちの命がどうして地球以外の場所に行く?いつまでもいつまでも地球にいるんだよね。


4/11
『丁圧の夢』閻連科・・・ドストエフスキーを思わせる強烈さ。
人間の善と悪をしっかり書ききってる。棺桶の所でちょっと停滞したけど、
最後も強烈!カラマーゾフの兄弟さながら、でもこちらは老父親が子を殺す。
それは象徴で最近見られる子殺しとは違うもの。善が悪を殺すのだから。
それは読者にとってカタルシスとなる。
もう読んでいて、耐えられないのです。酷過ぎなのです人間は!


2/26
毎年冬はストーブの前で読書三昧でも今年の冬は異常気象で暖かい冬。
いつもより外の仕事がはかどって、なかなかストーブの前で読書ばかりしていられない。
でも夜はしっかり暖かいストーブの前で、いっぱい着膨れして、読書は本当に楽しい!
モーリス・ルブランの女探偵ドロテも面白かったなぁ・・・・もう一冊の父親探しの冒険も題を忘れたけど、
すごく楽しめました。ちょっとホフマンみたいな雰囲気があって、話がうまいなぁぁぁぁあって感じで一気に読んでしまいました。
だってこの話どうなるんだろうってワクワクするのってなかなかないよね〜
Flowers For Algernonもすごくいい話でした。映画にもなったらしいけど観てなくて良かったな。
Charlyがかわいそうで・・・・泣いちゃいます。ひどいお母さんだなって思ったけど、最後まで読むとそうじゃないんだ。
人間って哀しい!哀しい!哀しい!って思ってしまいます。
『銀のロバ』と同じ作家の『小鳥たちが見たもの』これも哀しい・・・・
『歌う木にさそわれて』マルガレータ・リンドベリイ・・・歌う木は花が咲いて虫たちがいっぱい寄ってきてるから!

判断力を持ち、人の尻馬に乗らず、表面的な現実にだまされず、人の気付かない物事の本質を正しく認識いたい・・・

大岡昇平の『野火』と『俘虜記』・・・・すごかったな・・・・


1/14
『死を求める人々』ベルト・カイゼル著
安楽死を・・・・『死を求める人々』としたのだろう。
とても諧謔的!?・・・・死を笑ってごまかしてるわけじゃないんだけど。
冷静で真摯・・・・読み応えあります。
哲学者等の、言葉を網羅して・・・
そして、医者は安楽死を望む人々に毒の注射か、毒のジュースかを選択させる。

自動車と同じで、私達も部品を取り替えなくてはならない!なんて!
命は、自動車などと比べられるものだろうか!
この本では、ジョークかも!マジで!ジョークがいっぱい♪無力なのだ。
西洋医学批判・・・
無力なのだけれど、諦めではない。

命はもっと不思議に満ちている。
私達はいつも自分の体を星空を不思議がるほどに、不思議に思わなくなってる。
それほど命が見えなくなってる。
私自身が不思議そのものなのにね。
体の調子が悪いからと薬に頼るのはやめたい。
薬に頼るほど体は単純じゃないと思うからだ。
私達の体を数字で表したり薬で調整すべきでないと思う。

生は死につながっているのに死はいつもタブー。
死のことを考えるのはとてもぎこちない。
死を実感できないから?
いつも死は隠されている。
はっきり見せてくれない。
死を医者とお坊さんと葬儀屋さんに任せるわけにはいかない!



2007年1月10日
何でもあふれるほどある。
本当に大切な物を見つけて、それを大切にしたい。
歌でも沢山はいらないから、本当に大好きなのだけ。
こんなに沢山の本があって、その中から、今は一冊しか読めなないから、
私の心のどこかと共鳴する、優しくて、小さな物語が読みたい。
『銀のロバ』はそんな一冊です。
小さな2人の姉妹が森で脱走兵を見つけ、兄とその友達の4人で助ける話。
大人には内緒。 
脱走兵が話してくれる3つのロバの話もとてもいいです。

偶然に脱走兵の話が出てくる、小田実著『終わらない旅』これは物語ではなくて、
ベトナム戦争の米軍脱走兵を匿う話が出てきました。
物語は、日露戦争から、第一次世界大戦、第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争
戦争を身近に、私達の近くに引き寄せて見せます。
著者が大阪で大空襲に合った日と同日のアメリカの新聞を読み、
戦争に対する著者の激しい衝撃と憤りが冷静に物語をつむぎ出す。
静かで深い反戦運動。


12月
『ワカタケル』黒岩重吾著
すごく分厚くて、重たい本で、手が痛くなります。
相変わらずのすごいエネルギー!黒岩エネルギー沸騰!すごいスピード感!
これはPG13・・・・古代ロマン!なんて言葉はちょっとね。
バイオレンス、セックス、殺人、カーチェイスは無いけれど、大王位を狙う、陰謀、姦計、殺人。
それが天皇家の真実。


10/29『時間の園丁』武満徹著・・・・ブログを読むみたいな気分です。
作曲をいう不自然な営為をどうしたら、本当の意味で自然なものにすることができるか
武満氏はいつも、自分に問い掛ける。きびし過ぎるくらい!
もちろん音について本当に鋭敏!だから、音をとても大切にする(当たり前すぎるね)
そして、いつもそこには、生きることと、死ぬことが同時にあって、とても深い。
死の方が多いかも・・・・あぁぁぁぁぁ! ル・クレジオの『物質的恍惚』からの引用・・・・!私も大好きなクレジオの言葉!
泣けてくるくらい、小さくて、さり気ないものの中にも、一生懸命な生と死を見つけ出す天才!

いつも、誰でも、絶対に圧力をかけてはだめなのよね。
いつもインスピレーションが豊かに自由に、伸び伸びと広がっていくように。
大空を飛び回るように、自由なら。

自由♪なんていい言葉♪

10/29『高丘親王航海記』澁澤龍彦・・・・あぁぁぁぁぁ不気味で楽しくて、気持ち悪くて、いいな。
そんなことあるわけないじゃん!!でも本の中に引き込まれて、麻薬中毒のように、
久しぶりに澁澤ワールドにトリップ!


10/29『歌の祭り』ル・クレジオ♪・・・・インカ、マヤ、アステカの文明を破壊した事。
あっけなく、それらの文明は破壊されちゃいました。
破壊する側も驚くほどだったらしいです。
インカ、マヤ、アステカ文明と聞くと、なんかワクワクドキドキするのです。
マチュピチュの最後の遺跡では、女の人ばかりだったらしいですね。

現代は、お金が神様みたいになっちゃって、悲しいね。
科学が、神様みたいになっちゃってるし。
物を持つ事、買い物する事が、生きがいになっちゃってる。
インカ、マヤ、アステカの文化を破壊したからなのでしょうね。
羽仁進・・・『一つの生き物の固体が、息をひきとってしまえば、
そのような生き物がもう一度生まれてくるためには、もう一つの宇宙ともう一つの地球が生成し、
発展しなければならないのだと、いったいわれわれ人間はわきまえているのだろうか。』


10/15 良い(?)映画を見ました。『誰も知らない』・・・・あぁぁぁぁぁぁ・・・・・・



10/7 モーツアルトのピアノソナタK332をフォルテピアノで聞いた!
すごーーーい!だいすきー!が第一印象。
乱暴に叩いてるみたい!ピアノは打楽器ね!,br> すごい迫力で、モーツアルトそのものって感じ!
モーツアルトで好きな曲では、美しいのよりも、悲しい物、びっくり物、ふざけ物、
気が狂った物など、ワイルド系が好きなので、フォルテピアノのモーツアルトはすべて好きになりそう。
フォルテピアノは、モーツアルトの時代のピアノらしいです!
図書館のCDコレクションは本当に少なくて、残念。お誕生日に買います。



萩原葉子の本を2冊読みました・・・・・あぁぁぁぁぁ・・・・こんな落窪物語みたいな・・・
それよりもっとひどい話(現実)があるなんて・・・・それでも父朔太郎を愛しているのですね。


銀河鉄道の夜・・・カンパネルラはザネリのために死んだのね。

空や、木々や、花や美しい物達の中に、死があって、泣いてしまう。
洋子さんは私達に深くて、澄みきった哀しみと、美しさをくれました。


8/10 草取り、草刈で疲れてしまって、なかなか本が読めなくて、読んでも感想文がかけなくて・・・
今日は虫に刺されて、カユカユで顔が腫れあがって、熱が出て、お休みました!久しぶりの感想文です。

トルストイ作『ニ老人』北御門二郎訳
訳者は反戦と、非暴力主義の人で、徴兵を拒否し、熊本県の水上村で自然栽培の百姓をしていたロシア文学者
物語は、2人の仲良しの老人が、聖地巡礼に出かけ、一人は途中で、困っている人を助けるので、聖地に行かれなかった。
もう1人は聖地まで行ってくるのだけど、どちらが本当の聖地巡礼だったのかとゆーお話。とてもていねいで、解りやすく、
さすがトルストイのお話、人は何が一番大切なのか、解りきった事だけど、やさしい心が伝わる良いお話でした。

パトリシア・ライリー・キフ作『ノリー・ライアンの歌』
1850年、アイルランドで実際にあった、主食のジャガイモが採れなくなった苦しい時代を生き抜いた人々の話。
食べるものがなくなる!そんな危機感を持っている人は少ないのではないでしょうか?
お百姓をしていると、作物が実るのは、大変な事だとわかるので、天候不順などで、採れなくなるときがあっても
おかしくないと思える。食べ物の大切さは、なくなったときにしか解らないのかもしれない。
この本は子供向けだけれど、これから、何度も読むことになりそう。

アレン・ネルソン作『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』
ベトナム戦争に従軍したネルソンさんの戦争とはこういうものと、教えてくれる、すごい本です。




6/25 月の話はたくさんあって。月は物語になりやすい!
稲垣足穂の砂漠の幻想物語、新月を欲しがる王様の話。
中沢新一のやっぱり砂漠の空中ブランコ乗りの詞にも、月が出ていたと思う!
月はいつも、私達を、そっと、すばやく、幻想世界に連れて行ってくれる。
ラベルや、ドビュッシーの月の音楽も、私を別世界に、連れ出してくれる。
でも!ベートーベンの『月光』はちょっとぉ。だめよね。
月光・・・あの明るさに、憧れと不安と。冷たさと、やさしさと、静けさと。神秘。
かぐや姫は、月世界で罪を犯して、地球に追放されたらしいです。
かぐや姫が月世界に帰る夜は、すばらしい満月。
源氏物語では、満月は趣がないような事が書いてありました。
でも、雲がかかったりすると、風流とも。

私達が、北海道から、この村に引越ししてきた真冬の夜、
カーテンのまだなかった部屋を月の光が、満たしていました。
満月だったのです。月の光に起こされたのです。

月は、不安と憧憬のシンボル?
ポール・デルボーの不思議な絵には、いつも月が出ていて。
千夜一夜物語は、細い細い2日月が幻想を盛り上げて。
大好きな一冊、松岡正剛『ルナテックス』は月の光が、くまなく照らす。

月の裏側は、UFOの基地・・・・本気にしてしまった事もありました。
月のポスターを壁に貼り付けています。
ツキヨミは月の神だったような気がします。アマテラスの兄弟。


6/5
中野京子著『メンデルスゾーンとアンデルセン』
メンデルスゾーンとアンデルセンが友達だったとは!
ゲーテもでてきます!たくさんの著名人が続々登場。
最後のページに名前と、説明が加えられている!
メンデルスゾーンとアンデルセン、そこに、ソプラノ歌手のリンドが加わり、物語が紡ぎだされる。
メンデルスゾーンは貴族的で、美男子、アンデルセンは田舎者で、ブ男。
お決まりのまるで違うタイプの二人と、アンデルセンが片思いのリンド。
リンドはメンデルスゾーンに恋をする。良くある話だけどね。
メンデルスゾーンは美しい、家庭的な、妻がいる。
小説はとても説明的で解りやすいのだけど、
作者が、どの登場人物にも乗り移ってないので、劇的じゃない。
黒岩重吾はいつも主人公に成り切って、すごい迫力!(過剰なほど)
中野京子さん、少し物足りない感じです。
それにしても、メンデルスゾーンが、バッハを再評価したことで現在のバッハがある!とは!

昔読んだ平野敬一郎の『葬送』を思い出しました。
ショパンの葬式から始まるお話・・・・暗い、葬送行進曲が聞こえてきそうな、
それは、ショパンとジョルジュ・サンド、ドラクロアを軸にした小説。
大迫力のドラクロアの作品を大迫力で、文字にし!ショパンの音楽を文字にしました!
こちらも、ショパンとドラクロアが友達だったと驚きましたが。
翻訳ものでない、ヨーロッパが舞台の小説。
19世紀の激動のヨーロッパのパリと、革命と、
ショパンとポーランド、天才の孤独と、壮絶な死。
読み応え充分のドキドキ小説でした。

メンデルスゾーンとアンデルセンももう少し劇的に書いて欲しかった!
アンデルセンはいつも、どの本でもカッコ悪くて・・・なぜなの?
アンデルセンの物語の私のベストテンをこんどやってみようかなぁ。
それも読書の楽しみ♪





5/29 わたしは小学校の低学年の頃、地球が丸いって知らなくて、
地球の果てはどうなっているのか想像して、ボーっとしていたのを覚えています。
貧しい想像力は、地球の果ては、きっと砂漠で、柵がある!その先のことは考えられなくて・・・
そーと−のお馬鹿だったようです。その上、雨が降る前、土の香りを感じて、
あぁぁぁぁぁ!この匂いは、地球の果ての砂漠の香りだって、独り決めして、
わかった気でいたのです。

小さい時はすごく幸せ!
クジラはどのくらい大きいのか、しょっちゅう、父親に聞いていました。
「家から、多摩川園まであるの?」とか、「家から五反田まで?」とか聞いて、父はいつも
「うん、そうだよ。」と本気で答えてくれました。わたしはその度に、うれしくて、幸せで、有頂天でした!
いつも「うん、そうだよ。」と答えてくれたお父さん本当にありがとう。

子供の頃は、いつもステキです!色々不思議もあったし!

夏の入道雲に追いかけられたこともありました!
これは今でも、鮮明に、真っ青の空の真っ白い入道雲の先端が、モクモクわたしの方に向かってくるので、
恐い物見たさで、何度も振り返っては、どんどん逃げて走って、家に帰ったことを覚えています。
また追いかけられちゃった!こわいよー!

不思議は、2つあって・・・・!
1つは時間をゆっくりすることが出来た事!ゆっくりすると、自分の動きもスローモーションになるし、
あらゆる音もスローモーションになるのです!今はもう出来ない!
年取ってきたら、またできるようになりたいな♪期待してます。
もう1つの不思議は、家の近くの公園の、ジャングルジムで遊んでいたとき、
すごく眩しくて、でも目を開けていられる!すごい光の中にはいった事があります!
夢だったのかな?と思ったこともあるけど、本当に経験したのだと思います。

10代の後半になると、死ぬ事がすごく恐くなって、夜寝られなくなった事もありました。
大人に聞くと、「永遠に生きるのは恐くない?」って聞かれて、答えられなかったのを覚えています。
だれでも、死につてとても知りたくなります。でもいったい何を?死をもっと身近に?
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』本当の美しいレクイエム。賢治が本当に乗った銀河鉄道。
わたしの中のきれいときたない。
そして、宇宙のすべてがわたしの中にある事を知った時。曼荼羅が美しく感じられた。
知りたい。
『いちょうの実』これも死について、
『よだかの星』よだかはみんなの嫌われ者、そして星になります。それは死なんだけど、悲しくて美しい。
宮沢賢治の話は、死がたくさん!グスコーブドリも、みんなののために100ぺんだって死ぬ。
吹雪が小さい子供を死なす話もあるよね。

中沢新一『チベット死者の書』は本当に死について書いてあります。
折口信夫『死者の書』死者が生き返るところから物語が始まります。それはそれは類い稀な話。
ル・クレジオ『物質的恍惚』生まれない前と、死んだ後。無の存在。存在でない存在。中間。

能舞台の、あの廊下(?)をシテが帰ってゆく最後のあの場面。
植物だって、痛いかもしれない。どう?






5/4 野口春哉著『整体入門』
体に対するまったく違った考え方に驚き、そして何より嬉しかった!
『風邪の効用』と共に、病気と健康に関する見方全てが変わってしまったと思う。
そして、野口春哉氏は天才だと思った・・・!病気を健康の仲間に入れたのだからね。(それだけじゃないんだけど)
野口整体はいわゆる体操とはまるで違うのだけど、身体を元気にする、自分自身の、自分自身による、自分自身の為の体操、運動の事です。
力を入れない、力を集中させない、気を抜く、力を抜く、どれも普段の体の使い方と正反対の動きをします。
痛いところや、不調な所に気持ちがすぐ集中してしまうし、力を入れてしまう!
確かに、痛いときなど、力を抜くと気持ちが落ち付いて、痛みが和らいだり、忘れてしまったり、なくなったりします。
発熱や、痛みや、下痢や、あらゆる不調は、体の調整なのだから、薬でその反応を取り除いてはいけないと言っている。
そこを読んだ時、本当にうれしかった!
むしろ不調を感じない体のほうが、鈍い体なのだとも言う。
何よりうれしいのが、自分の身体を、自分の身体の持っているもので、調整する事!
薬も、医者も、他力でなく、自力でやる!自給自足みたいな!
私たちの身体がどれほど、不思議で、神秘な力を持って、自身の身体を絶妙に、正確に調整しながら生きているか!感激!

活元運動を体験しました!むずかしかったけれど、楽しいものでした。
自分の体が、自然に動き出してしまうので、恐い感じもしますが、とても不思議な体験でした。
体はすごく不思議なもので、気持ちと共に、変化し、反応するものだと解ったとき、しめた!とさえと思いました。
気を通す事で、体に活気が出てくるとも言っています。(そして宇宙とつながる〜♪そこまでは中々行かれません)
これもむずかしいのですが、ずーと試し続けています。
本を読んだだけで、体操や活元運動が出来ないのが残念です。
あと体癖も難しそうです。
人とのつながりで、体に活気を持たせる事も出来るらしいです!愉気といいます。
病気になっても病人になるなっ!と野口春哉氏は言っています!
本当に励まされます!感謝!
またいつか柿生道場に行きたいです。
読書の楽しみじゃなくて、実用!でも本当に難しいのです!無心になることが一番難しいね。
無心になった時って自覚できるんだろうか?出来ないんだろうね。わ〜ぁ♪



4/23/27 その後まだ、中大兄、大海人にひき付けれれて、止まらずに、
杉本苑子『七人の天智』から永井路子『美貌の女帝』へ、黒岩重吾が描く激しさとは違って、
歴史を前面に、物語をなめらかに、解りやすく、冷静に書き進む。
豪族の天皇家の進出を軸に、蘇我倉山田石川麻呂系から藤原氏への変遷をささら姫から阿閉と永高へ繋げていく。
草壁の若死後、母阿閉皇女が元明天皇となり、皇太子の軽皇子(文武天皇)も早死し姉の永高皇子が元正天皇となる。
元明、元正の藤原氏進出を命がけで阻むのだけれど、不比等の宮子と文武天皇の間に首皇子が生まれ、
藤原氏を母とするはじめての天皇の誕生となる。聖武天皇。そして平城京。
蘇我倉山田石川麻呂系の長屋、その后、その子3名の殺害。
歴史年表そのままの物語なのだけれど、政治とは権力を勝ち取る事であり、そのためには手段を選ばない、
殺人である事がわかる。女性の天皇ばかりが続いたその理由もわかるような気がする。
どの皇太子も天皇になると、また天皇になりそうになると、殺されてしまう。
壬申の乱以来の、天武天皇の倉山田石川麻呂系の藤原氏を阻む、壮絶な戦いが日本の歴史。
蘇我蝦夷、入鹿を倒した天智と藤原鎌足が、天武によって、倒されて、再び、不比等によって藤原氏が
天皇の母を送り込み、権力の座に座ったのでした。だます事、嘘をつくこと、陥れる事、あらゆる悪を行い、
その度に、のろいを恐れて、占ったり、良心の呵責に絶えかねて、寺を建てたり、遷都をしたり、恩赦をしたり、
国中を巻き込む、すさまじい歴史が出来たわけなのです。今も変わらないのだろうね、政治って。
人間のやりそうな事じゃない!
天皇の歴史は人殺しの歴史でもあるわけなのです!

ああ!阿蘇図書館に黒岩重吾の『不比等』がないなんて!

他の作家も探してみると、三田誠広『炎の女帝 持統天皇』がありましたが・・・・
不比等の生みの母が、額田王とゆうのが・・・・?物語を劇的にしたい気持ちはわかりますが・・・・
わからないとゆーことがどんなに神秘的で劇的か!

坪内逍遥『役の小角』対 黒岩重吾『葛城の王者』それぞれ個性的!
どーしてそんなに、中大兄と大海人、蘇我氏、藤原鎌足から不比等へに惹かれてしまうのか!
どっちでもいいのにね。まだ続きそうです。それが読書の楽しみかね。




 


4/2 物語が始まる。空から海へ、空と大地が、空からと大地からとつながる所。
やさしい、やわらかい眠気がいっぱいにただよい。青と茶色がまじわって、
美しい透明な、陶芸の炎と土がまじわった時のようになる。
色はいつもまじわった所に不思議な世界を作り出す。
まじわる事って、本当にステキだ。もともと境界なんて、ないのだ。いつもまじわってしまう。
そのことに気付かずに、いつも、これと、これは違うんだと区別をつけて、とても不安になったり、
複雑にしてしまって、あせってしまったり、すごくいっぱいゴチャゴチャに巻き込まれて、
どうしようもないと思ってしまう。でも本当は違うよ。
いつもまじわっているのだ。ひとつになってる。にじみだしている。
そして、どれもこれもがまるで1つなのだ。
まじわっているあたり。
空と大地が大きな2つの矢印で近づき、その時、完全に青と茶色の境界がない。
初めからないんだ。きれいだな。だから私はクレーのあの絵が大好きなのだ。
私があんな風に言えないので、クレーの絵を見て、うれしかったのだ。
私には何も見つけられない。その中にいてさえ見えない。
やさしい眠気のような、海の波が砂とまじわる。もうその時は、溶けているのだ。
あ〜何もかも、宇宙さえまじわっている。
区別はなく、どんなに遠くても、どんなに永遠でも、その中に私も溶けている。
その中で、じわじわとまじわって、眠ってしまいそうに、やさしく、まどろむ。
『モンド』『海を見たことがなかった少年』ル・クレジオ
『黄金のつぼ』『砂男』『コッペリア』E・T・A・ホフマン
何度読んでも、あーーー読んでよかったと思う本。
モンドやアンゼルムスに会えた時。それも読書の楽しみ〜♪




3/22 それはまるで、初めて義太夫の太棹三味線を聞いたときの驚きと似ている!
まるで、エキゾチックでさえあった、日本の音!感激、感嘆、驚愕。
本当に人間の叫び、泣き、囁き、うめき、嘆き、すべてだ!義太夫は本当にドキドキしちゃうので、ヘヴィメタに近いと思います、
特にバラードの泣きは同類♪
古典を読んでいるとそんな驚きで心臓がドキドキ!します。
"夜の寝覚め"・・・女人が、まるで風になびくススキのように、翻弄されて、自分の意志で生きられない。
その哀れさや、(通い婚、一夫多妻)可憐さ・・・でもとても強く、しっかりと生きている!
すぐ、尼になるっ!とか言いながら!仏教のコマーシャル入り?
かなり本気で、尼になりたがる・・・でも剃髪するわけではなくて、長めのおかっぱだったらしいです。
でも長めのおかっぱでも、かなりなもので、当時の女人の長い髪は美しさの基準だったようです。
清少納言の枕草子は、当時の様子を知るのに便利ですね。でも・・・・スリルはありませんね。

『とわずがたり』『和泉式部日記』女人のすさまじい話です!ぜひ読んでみてね。
みんな源氏物語の模倣とも思える。
『落窪物語』はいじめられても、抵抗せずに受け入れ、最後に救われるシンデレラストリー。
そのいじめがすさまじい・・・・やんごとないお方が、床が落ち窪んだ部屋に追いやられたり、
台所の物置みたいな所に追いやられたり、それでも我慢!うそでしょーーーー!と思いつつもかなりintoしてしまいました。
名前も落窪の姫君だったような!確か、お側使えがすごく賢い人で、姫を助けたと思う。
『とりかえばや』は、ユニークな物語!きょうだいの女の子が男の子に、男の子が女の子に入れ替わる話!
女の子は男のように武術が好きで、お化粧もしない美しい女の子。
男の子は女の子のように部屋の中で静かにすごすのが好き!で、これまた美しい男の子。
親は仕方ないので、女の子と男として、男の子を女として育てる決心をする!
大人になってから、同姓と結婚する羽目になる!最後は元に戻ってしまうんだけど、かなりおもしろい!お話です。
でも、貴族の話ばかりでなく、一般庶民のことも知りたくなりますね。
でも見つけることができず、児童書にすごく良い作品があります。
児童書の魅力はいやらしいポルノシーンがないので、清々しいのが多いです。
特に、伊藤遊『えんの松原』『鬼の橋』は最高に美しく、清らかな、読んでよかった!と思える数少ない本の1つ。
浜野卓也『月女と星丸』『とねと鬼丸』も、庶民の話です。あぁぁぁぁぁ!

古代の物語では、たみや章『月神の統べる森で』『地の掟月のまなざし』『天地の間』『月冠の巫王』『裔を継ぐ者』
とても透明で、美しい物語!清らかのすべて!人間離れした、ファンタジックと言われるようなヘンな生き物は出てきません。
アイヌ、縄文時代を感じさせます。初めの一冊からintoします。老フクロウである父親を殺す所から、物語が始まります。
古事記を読むきっかけとなった、荻原規子『白鳥異伝』『空色勾玉』・・・・いまいち!でも古事記を読みたくなります。
古事記はまたの機会に書きます。読書の楽しみはつづく♪






3/19 黒岩重吾は、男(おのこ)過ぎてやだって思ったけど、それは私の狭い了見?
とても劇的で、過激で、下品で過剰・・・・読みやすい!(ちょっと誉めすぎ)
中大兄王子は書き甲斐があったのだろうね!(中大兄王子 上下)
学校の歴史の授業では味わえない、想像力をとても刺激される話になっていて、じっくり劇的。
中大兄(天智)と鎌足の関係や、大海人(天武)など、おなじみの登場人物がわかりやすく書かれています。
でも大海人の話では、コバルト文庫“明香幻想”朝香祥著も楽しめますよ!オススメ(少年の世界!)
中大兄と大海人の両方と結ばれた額田王・・・才色兼備!いつの時代でも、どんな所にも、頼もしい女人はいるのだよね。
(副題“茜に燃ゆ”額田王 上下)
でも、鎌足に与えてしまう鏡女王・・・あまり書いてないけど。(重吾には無理!)泉鏡花だったら、もっとていねいに書くね。
額田王はおのこにとって都合がいいのかも・・・鏡女王はちょっと困っちゃうんだろうね。
やっぱり、男の視線・・・・黒岩重吾め!全部読んでしまって、ほかも読みたいわぁ。(次は藤原不比等だワ!)
泉鏡花だったら,八百屋お七を美しく書くんだし!娘道場寺だって!悪く言わない!
鏡花も最近読んだ(再読、再再かな?鏡花、好きなのですぅ)のは“海神別荘”海の美しさと人間のあさましさ!
尾崎紅葉だって,女の哀れを美しく書いてるよね。二人比丘尼はいい!、恋山賊(こいのやまがつ)もなかなか!
鏡花が、紅葉の弟子だったなんて知らんかった。金色夜叉に行ってみよう!(解説、挿絵、関連写真付きの豪華本がある!)
正しい心や、情熱や、清らかさや、悲しさ、無常観・・苦しみや、悲しみが、
たくさん伝わってくる。心の正しさに出会うと、うれしくなる!
いやらしさや、醜さや、汚らしさに出会うと、自分の事だし、解るよね。
人間ってみんな、こんな風で、かなしい!
室生犀星もすごく澄み切ってるのはいいな。“幼年時代”“性に目覚める頃”“ある少女の死まで”
姉と弟の話。(あにいもうと)たった一つの台詞がこの物語を本当に美しく変えている!何度も読み返す。
女の事ばっかりで,うんざりしちゃうけど,女の哀れ!をあんな風に書けるって!
“津の国人”!!“かげろう日記遺文”は昔読んで,いいなって思ったけど。やっぱりいいです!
かげろうに至るまで、“とわずかたり”“とりかえばや”“堤中納言物語”“落窪物語”“夜の寝覚め”“源氏物語”等
を読み漁る。挿絵や解説、現代語訳、もうたくさんの説明抜きでは読めない、昔の本でしたが、すごーーく楽しめました。
漫画なども参考に装身具や、建物を想像しました。色の表現は本当にびっくりするくらい深いものありそうですね。
こんなに簡単に、古典を並べちゃったけど、どれも想像つかない!思いもよらない!お話なのですョ!空前絶後!
特に、女人のこと!それは自分の事、読書の楽しみでしかないかもしれないけど♪









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