ポイント1 稲作経営の安定を図るために短期間で需給バランスを回復させる。 |
これまでの生産調整対策は、3年間かけて在庫調整を行うものでしたが、既に膨大な過剰在庫がありますので、緊急的に大幅な調整を行い、2年間で需給の均衡を取り戻すようにします。
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ポイント2 生産調整を実施して頂く農家の方へのメリットをはっきりさせる。 |
米の価格を安定させ、農家の経営を向上させる為とはいえ、誰かが犠牲になるようではいけません。このため、生産調整をして頂く方のメリットを明確にした対策を総合的に行います。
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ポイント3 望ましい水田営農の実現。 |
大豆・麦・飼料作物などの米以外の作物を取り込んだ望ましい水田営農の実現を図る農業者・地域を支援する処置を取ります。
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ポイント4 協議会組織の活用と関係者が一体となった取組み。 |
生産調整を円滑に推進し、地域の水田農業が発展していくようにするには、地域農業に関わるすべての組織が協力して生産調整に取り組む必要があります。このため、この生産調整対策を進めていくために、生産者団体、出荷取扱業者、市町村、農業委員会などの関係者で作る協議会組織を活用し、一体となって積極的に取り組むことが大切です。 |