ブナ〔橅〕(ブナ科 ブナ属 落葉高木) 原産/分布:北海道南部、本州、四国、九州(日本固有種)
別名:シロブナ、ホンブナ、ソバグリ、ソバグルミ、ソバ、ソバノキ、コハブナ
用途:建築・器具・船舶材、合板、パルプ
樹皮は灰白色あるいは暗灰色、滑らかで割れ目は無い。葉は互生し、葉身は卵形または菱状卵形。縁は
波状鈍鋸歯がある。側脈が7~11対ある。ブナの葉の特徴は、側脈の終端が鋸歯の凹部に入ることであ
る。これはイヌブナも同じ。落葉からでも判断できるので分かりやすい。イヌブナは、側脈の数がブナより
多い。5月、展葉と同時に開花する。雌雄同株。雄花は、新枝の下部に数個の頭状花序が付き、垂れ下が
る。雌花は、新枝の上部に、2つの花が付く頭状花序を、上向きに付ける。雌花の柄は太い。2003年実生
ブラシノキ〔ブラシの木〕(フトモモ科 ブラシノキ属 常緑小高木) 原産/分布:オーストラリア原産
別名:カリヌテモン、ハナマキ(花槇)、キンボウジュ(金宝樹) 用途:庭園木
5~6月頃に開花し、花弁は緑で小さくて目立たないが、赤(ときに白)の長い花糸が目立つ。穂状花序をなし、
花序全体がブラシのように見える。花序の先から枝が伸びるという珍しい特徴を持つ。葉長:7~10cm
葉幅:0.5cm 花色:赤・白 花序高:6~10cm 開花期:3~7月 (2008年挿し木)