マサキ〔柾、正木〕(ニシキギ科 ニシキギ属 常緑低木) 別名:オオバマサキ、ナガバマサキ、コバマサキ、
ボウシュウマサキ、ヤクシママサキ 用途:庭園木、生け垣
原産/分布:中国、朝鮮半島、日本(北海道南部以南、本州、四国、九州、沖縄諸島、小笠原諸島)
若い茎は円く、緑色。葉は、短い葉柄をもって対生し、葉身は倒卵円形から楕円形で、長さ3-8cm、幅2-4cmになり、
厚く革質で、強いつやがある。葉先は鋭頭で、基部は円形からくさび形、縁には低い鋸歯がある。斑入りのものもあ
る。花期は6-7月。今年枝の上部の葉腋から、集散花序を付ける。花は黄緑色で小さく、目立たない。秋に果実が熟
すと、裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子があらわれる。   
2012年挿し木

撮影年月日:2013.05.22.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭

←戻る

マユミ〔真弓〕(ニシキギ科 ニシキギ属 落葉小高木) 名の由来:昔丸木弓を作ったことから
別名:ヤマニシキギ 原産/分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮南部、中国、樺太、南千島
用途:庭園木、小箱、玩具、櫛
樹皮は灰色で、成長すると縦に裂け目が入り、縞模様になる。材は白く、緻密で狂いが少ない。葉は対生、
葉身は楕円形または倒卵状楕円形で、先は尖る。縁には波状になり、細かい鋸歯がある。雌雄異株。5〜
6月に今年枝の基部から集散花序を出し、淡緑色の花を開く。朔果は、淡紅色に熟すと4つに裂け、仮種皮
に包まれた、赤い種子が現われる。秋から冬に目立つ。   2008年播種(第2樹木園母樹)
撮影年月日:2013.04.17.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭