チドリノキ〔千鳥の木〕(カエデ科 カエデ属 落葉小高木、高木) 別名:ヤマシバカエデ
原産/分布:日本固有種。本州の岩手県以南、四国、九州
冬芽は長さ5-10mmになる卵形で、先端はとがり、紫紅色。鱗片は8-12対あり、瓦重ね状に並ぶ。鱗片葉は長さ
6-7cmになるへら形で、赤みを帯び、葉が展開した後落ちる。葉は花がつく枝に1対、花のつかない枝に1-5対、
対生する。葉身は、長さ8-13cm、幅2.5-5.5cmの長楕円形で、先端は尾状に鋭くとがり、基部は浅心形から円形
になり、縁には重鋸歯がある。若葉の表面の葉脈上と裏面全体に伏軟毛があるが、成葉では裏面の葉脈上だけ
に残る。葉柄は長さ0.5-2cmあり、花時には軟毛がある。果実は翼果で、分果の長さは2.5-3cmになり、翼果はほ
ぼ直角から鈍角に開く。 2006年3月播種(第2樹木園母樹)
チンカピン(ブナ科 クリ属 落葉高木) 原産/分布:北アメリカ原産 用途:建築材、実は食用
実は、栗と同じようにトゲに包まれており、大きさは小さく1個だけ中に実ができ、ドングリそっくり。
クリが平らな面を持った形をしているのは一つのイガに普通複数個がつまっているからそれぞれの接している
ところが平らになるがチンカピンはイガに一つしか入っていないから平らな面が無くなりドングリに近い形になっ
ている。茹でて食べると栗そっくりな味がする。 2006年3月播種(第2樹木園母樹)