ツルウメモドキ〔蔓梅擬〕(ニシキギ科 ツルウメモドキ属 落葉つる性木本) 用途:生け花用
                   原産/分布:日本を含む東アジア一帯
葉は長さ5-12 cmで幅の広い卵形から円形、鋸歯があり互生する。花は5月頃開花し、黄緑色で花弁は5個、葉腋
から出た集散花序につく。実は秋に淡黄色に熟し、3つに裂開し、赤い仮種皮に被われた種子が現れる。生け花や
装飾用に使われる。種子は鳥に食べられて散布。 2006.8八王子市裏高尾の峯尾春雄氏から枝を貰い挿し木

撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭

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ツシマナナカマド〔対馬七竈〕(バラ科 ナナカマド属 落葉小高木) 名の由来:七度かまどに入
れても燃え尽きないからこの名になったとの説が有るが、難なく燃やす事が出来る
原産/分布:北海道(南部)、本州(北陸地方、中国地方)、九州(長崎県対馬) 山口県:絶滅危惧IB類
葉は互生し、大きさ20−30cmの奇数羽状複葉で、7−11枚の小葉が付き、小葉の裏面はやや粉白色で、大き
さ5−8cm程度、基部は円形で、ほぼ全周縁に浅く鋭い鋸歯が有る。花期は5−6月、新枝の先に花序を出し、径
1cm前後の白色5弁の小花を多数咲かせる。花後果実は、秋未だ葉が緑のうちから径5mm程度になって赤く色
付き、重みで垂れるほどになる。  2010年播種(第2樹木園母樹)

撮影年月日:2013.5.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭