ゴンズイ〔権萃〕(ミツバウツギ科 ゴンズイ属  落葉小高木) 別名:クロハゼ 用途:庭木
原産/分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾 名の由来:樹皮の模様が、魚のゴンズイ
に似ている、あるいは役に立たないところが似ている、などその名のついた魚との関係がありそう
樹皮は灰緑色で、白褐色の皮目が、縦縞状に見える。葉は奇数羽状複葉が対生する。葉軸は赤みを帯び、2〜4対
の小葉がつく。小葉は狭卵形で、質はやや厚く、両面無毛。縁には細かい鋸歯がある。5〜6月に枝先に円錐花序を
出し、淡黄緑色の小さな花を多数つける。果実はミカンの房状の袋果。9月半ばには、赤く熟して裂け、中から黒い光
沢のある種子が、1〜2個現れる。    2008年播種(里桜園遠見歩道脇母樹)

 

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撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭
ナツメ〔棗〕(クロウメモドキ科 ナツメ属  落葉小高木)  用途:高級工芸品、庭木、食用
原産:南欧州、西南アジア、中国
葉は互生し、落葉樹らしからぬ光沢があり、3脈が目立つ。花は淡緑色で小さく目立たない。果実は核果で長さ2cmほどの卵型、熟すと赤黒くなり次第に乾燥してしわができる