ノウゼンカズラ〔凌霄花〕(ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 蔓性落葉) 原産/分布:中国原産
別名:ノウショウカズラ(乃宇世宇加都良)
名の由来:平安時代に、薬用でノウショウと呼んだ。ノウショウカズラが変化した名 用途:庭園木
茎は古くなると木質化し、不規則に裂けて剥げ落ちる。葉は対生し、奇数羽状複葉で、小葉は2〜6対。小葉の葉
身は卵形で先は尖り、無毛、縁に粗い鋸歯がある。7〜8月に、枝先に円錐花序を出し、直径6〜7cmの花を、花
軸に対生して付ける。花冠は広い漏斗方で、先は5裂して平開する。花冠の外面が橙黄色、内面が朱黄色で美
しい。雄しべは4本、うち2本が長い。雌しべは先が舌状に広がって2裂する。
 2008年挿し木(八王子市廿里町江添孝司宅母樹)

撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭

ノカイドウ〔野海棠〕(バラ科 リンゴ属 落葉小高木) 原産/分布:世界で霧島山にのみ自生する固有種
別名:トリトマラズ 絶滅危惧IB類(EN)
葉は長さ3-5センチメートル、幅1.5-3センチメートルの楕円形で縁は鋸歯状である。5月上旬に赤色の蕾から薄桃色
の直径2-2.5センチメートルの花を咲かせる。花のあとに直径8ミリメートルの実を結び秋には赤く色づく。
2007年播種(券売所下母樹)

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撮影年月日:2013.05.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭