トキワサンザシ〔常盤山査子〕(バラ科  トキワサンザシ属 常緑低木) 用途:庭園木
原産/分布:東ヨーロッパから西アジア原産(明治中期に渡来)
枝が蔓状に大きく伸び、高さは6mになる。短枝は棘状になる。植採後、放置すると藪のようになり、棘が鋭いので、
手が付けられなくなる。5〜6月、枝先に散房状に白い小さな5弁花を、多数付ける。葉は互生し、葉身は倒披針形
で先は丸くなる。縁には細かい鋸歯がある。両面ともに無毛。10月頃、実は鮮紅色に熟し、先端に萼が残る。
2006年3月播種(業務課事務所裏母樹)

撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭

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トサミズキ〔土佐水木〕(マンサク科 トサミズキ属 (落葉低木) 用途:庭園木
原産/分布:高知県の蛇紋岩地帯や石灰岩地などのやせ山に生える
葉は互生、葉身は左右不同の卵円形または倒卵円形、基部は心形、縁は波状の鋸歯がある。表面には散毛が、
裏面には葉脈状に軟毛が多い。基部から、5〜7主脈が掌状に出る。3〜4月に葉に先立ち穂状花序を垂らし、淡
黄色の花を7〜10個咲かす。  2007年播種(赤沼実験林母樹)

撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭