タチバナモドキ〔橘擬〕(バラ科 トキワサンザシ属 常緑低木) 名の由来:実の色が橘に似ているから
原産/分布:中国西南部原産 (明治時代に渡来) 用途:庭園木 別名:ピラカンサ、ホソバトキワサンザシ
葉は互生、または短枝に束生。葉身は狭長楕円形または狭で革質。縁は全縁。裏面には灰白色の軟毛がある。
トキワサンザシは両面とも無毛。果実は5〜8mmで偏平の球形。先端に萼片が残る。
2012年4月播種(科学園庁舎入口左脇母樹)
タマアジサイ〔玉紫陽花〕(アジサイ科 アジサイ属 落葉低木)
原産/分布:本州の北部から中部地方(福島県以西、関東地方、中部地方、岐阜県以東)
山地の沢沿いや、やや湿った林縁、道路法面などに自生。葉に葉柄があり、枝に対生し、葉の形は楕円形から
倒卵形で、大きいもので長さ25cm、幅14cmほどになる。縁は細かい鋸歯状になり、葉の表面、裏面ともざらつく。
花期は7月から9月で、苞に包まれ玉状になった蕾が裂けるように開花し、淡紫色の小さな両性花の周りに花弁
4枚の白色の装飾花が縁どる。 (2009年挿し木柳沢林道沿い母樹)