ヤマウグイスカグラ〔山鶯神楽〕(スイカズラ科 スイカズラ属 落葉低木) 用途:庭園木、実は食用
原産/分布:日本固有種。本州の中西部、四国および九州 別名:阿蘇地域ではオバンチョと呼ばれている
葉腋から長さ1-2cmになる細長い花柄を出し、長さ2-8mmの苞をつけ、先端に1花、ときに2花を下垂する。 花冠は
バラ紅色で、長さ12-20mmの漏斗状になる。子房は1個で2室ある。雄蕊は5本あり、花冠より短い。は長さ10-15mm
になる広楕円形の液果になり、6-7月に紅熟する。果実は食用となる。 1990年頃山取
ヤマボウシ〔山法師、山帽子〕(ミズキ科 ミズキ属 落葉高木) 原産/分布:本州、四国、九州、朝鮮
用途:街路樹・庭園樹・公園樹、実は食用や果実酒 別名:ヤマグワ、コウサ(箱根の方言)、ヤマボウ
名の由来:花の形状を、坊主頭と頭巾(白い総苞片)と見立てた名
樹皮は赤褐色で、ウロコ状に剥がれる。葉は対生し、卵状楕円形で急鋭尖頭。葉柄は短い。縁は全縁だが波打つ。
表裏面ともに毛が散生するが、裏面の脈脇に黒褐色の毛が集まる。花は、6〜7月に短枝の先に、5〜10cmの花柄
のある頭状花序を付ける。花の白い部分は総苞片で4枚ある。中央の球形の部分が集合花。単黄色で20〜30個付
く。果実は、球形の集合果となる。赤く熟すと食べられる。 2006年3月播種(第2樹木園母樹)