ハナカイドウ〔花海棠〕(バラ科 リンゴ属 落葉小高木) 原産/分布:中国中部原産
別名:スイシカイドウ(垂絲海棠)、ナンキンカイドウ(南京海棠) 用途:庭園木
花期は4-5月頃で淡紅色の花を咲かせる。性質は強健で育てやすい。花が咲いた後の林檎に似た小さな赤い実
は、食することができるが、結実しないことが多い。花の柄は長さが3〜6センチもあり、その先に花が下向きに咲
く。つぼみのうちは濃い紅色だが、花が開くとピンク色になる。枝は紫色で、小枝が変化したトゲがある。
2004年挿し木
ハナズオウ〔花蘇芳〕(マメ科 ハナズオウ属 落葉低木) 原産/分布:中国北部〜朝鮮半島に分布
用途:庭園木 名の由来:花弁の色がスオウ(蘇芳)で染めた色に似ているため
高さは2-3mになり、葉はハート形でつやがあり、葉柄の両端は少し膨らむ。早春に枝に花芽を多数つけ、3-4月頃
葉に先立って開花する。花には花柄がなく、枝から直接に花がついている。花は紅色から赤紫(白花品種もある)
で長さ1cmほどの蝶形花。開花後、長さ数cmの豆果をつけ、秋から冬に黒褐色に熟す。
2008年播種(森の管理室前母樹)