ヒカゲツツジ〔日陰躑躅〕(ツツジ科 ツツジ属 常緑低木) 用途:庭園木
原産/分布:本州(関東地方以西)と四国、九州 名の由来:谷沿いのやや日当たりの悪い場所に生えることから
高さは1〜2mになり、山地の崖や岩の上に生育する。若枝や葉柄、葉裏に円形の鱗状毛があり、特に葉裏
には密生する。葉は長楕円形で3〜8cm、先はとがり互生するが、枝先に輪生状に集まってつく。花冠は淡
緑色、上側内面に濃緑色の斑点があり、広漏斗形で大きさは5cm程度。 (2008年取り木)

撮影年月日:2013.04.05.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭
撮影年月日:2013.08.20.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭

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ヒトツバタゴ〔一つ葉タゴ〕(モクセイ科 ヒトツバタゴ属 落葉高木) 別名:ナンジャモンジャ
原産/分布:愛知県、岐阜県、対馬、朝鮮半島、中国 用途:庭園木 名の由来:トネリコ(別名「タゴ」)に似ており、
トネリコが複葉を持つのに対し、本種は托葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある
葉は対生し、長楕円形で長さ4〜10センチメートル、長い柄がある。雌雄異株。5月、円錐状集散花序をつくり、多数
の白色花を開く。花冠は長さ1.5〜2センチメートル、深く4裂し、裂片は細い。雄花は雄しべ2本、雌花は雌しべ1本。
果実は広楕円形で長さ1〜1.5センチメートル、10月、黒く熟す。(2002年実生)

撮影年月日:2013.05.16.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭
撮影年月日:2013.05.14.
撮影場所等:阿蘇自然塾庭